ヴェゼル(RU1 後期型)ナビ装着用SP付きに社外品ナビを取付け!

ヴェゼルに8インチ社外品ナビを取付! 取付・加工・作業いろいろ

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新車のホンダ ヴェゼル(RU1 後期型)にお客様が持込み(取付作業のみ)の社外品ナビの取付け作業一式です。

この車両は、新車購入時にメーカーオプションの「ナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC車載器」を付けていてバックカメラとETCは純正品が装備済み。

ホンダの場合は、バックカメラなども社外品にするよりも、このメーカーオプションをはじめから付けていたほうが、トータル的にお得(安い)って場合が多いです。

なので、バックカメラなどは純正でカーナビだけ社外品ってパターンが増えてきましたね。

ただ、ETCだけはナビと連動出来ない(メーカーが合えば出来るかも)ので、「ETCは単独作動でもOK」って人向けのパターンです。

ってことで今回は、社外品のカーナビを取りつけて出来るだけ純正の機能と連動させるって作業です。

2019年5月の作業の記事です。
車種は、ホンダ ヴェゼル(BDA-RU1 後期型)2019(H31)年式 X Honda SENSING(ナビ装着用SP+ETC車載器)
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パイオニア 楽ナビ AVIC-RL902 8インチ

楽ナビ AVIC-RL902

このヴェゼル(RU1 後期型)にすっぽりキレイに取り付けられるカーナビのサイズは、7~8インチになります。

純正(ディーラーオプションも)のラインナップも7~8インチですね。

9インチも取付出来ないこともないですが、加工も必要になり見た目も無理やり感が出て純正っぽくなくなるので「どうしても9インチ!」って感じじゃなければ却下です(^^;)

ってことで、お客様が選ばれたのは、8インチの「パイオニア 楽ナビ AVIC-RL902」

やっぱり、大画面が主流なので少しでも大きい8インチになっちゃいますね。

8インチだと、「アルパインかパイオニアの2択かな」って感じやと思いますが、同じ8インチでも価格の差がけっこうあったのでパイオニアにしたらしいです。

まぁ、メーカーにこだわりがあるとか、連動オプションを付けるとかが無ければ、おっさんも価格のやすいパイオニアがおすすめ!

アルパインは定番で人気があるけど、他メーカーと比べるとやっぱり高いです(*0*)

現行型(新モデル)はコレ!(R5年12月 時点)

パイオニア 楽ナビ AVIC-RL912 8V型 高画質HDパネル

2022年3月に発売された現行モデルです。

同じ楽ナビの8インチモデルは3種類あって主な違いは(RL720の比較材料として)

  • AVIC-RL920-DC ネットワークスティック同梱モデル バージョンアップ最大3年分付き
  • AVIC-RL720 最新データバージョンアップ最大1年分付き
  • AVIC-RL520 DVD・CD・SD 無し ETC連動不可

ってところです。(その他にも細かいところでちょこちょこ違いま。)

「DVDとか使わへんなぁ、ほとんどUSBかブルートュースやわ」って人には、その分安くなっているAVIC-RL512がおすすめやと思います。

取付(連動)に必要な部品

ヴェゼルに限らず、社外品カーナビを取り付ける時は取付ブラケット(カプラー)や純正機能と連動させる部品が他に必要です。

そこで、お客様が持ってこられたのは

8インチ取付キット KLS-H802D

KLS-H802D

カロッツェリア(パイオニア) ヴェゼル用 8型カーナビ用の取付キット KLS-H802D

内容(付属品)
  • 隙間埋めのパネル(ピアノブラック)
  • 取付ブラケット
  • ダイレクト接続ハーネスナビ本体には電源コードが付いていません
  • アンテナ変換コネクター
  • M5x8パインドねじx6

このキットでカーナビのみの取付に必要な部品は揃います。個別に必要ば部品を探さなくてもいいので楽ですね。

ただ、このキットの価格はけっこう高いですが、個別に部品を揃えるより安く、この付属品がないとキレイ(簡単)に取り付けられないので必須の部品です。

純正バックカメラ変換アダプター

ホンダ 純正 バックカメラ変換アダプター

ホンダ車の純正バックカメラ(接続がカプラー)と社外品ナビ(カメラ映像入力がRCAの汎用タイプ)を接続するための変換アダプターです。

それと、カプラーからRCA端子の変換だけではなく、純正バックカメラの電圧(5~7v?)から12vに変換が入ったアダプターです。

この手の変換アダプターの定番商品(メーカー)といえば「データシステム」ですが、今回は価格が半額ぐらいの安い同機能品ですね。

ネットショップで探せば、良く売っている商品やと思います。

ちなみに、データシステムのホンダ車用の変換アダプターは

データシステム RCA013H リアカメラ接続アダプター

よくお客様からも聞かれるんですが、この価格(製品)の違いというと、「安心感」「故障率」「初期不具合(当たりはずれ)」の差って感じです。

機能は同じでも、価格の差以上に製品の作りなどは、まったく違うって感じです。

定番の安心メーカーの高いモノを選ぶのか、機能は一緒だから安いモノでもOKって思うのかは人それぞれでどっちが良いかっていうのは無いですね。

でも、極端に安く売っているモノとか売られている店が少ない商品は、初期不具合や個々の車種と相性が悪いってことが多いのでおすすめ出来ないかな。

ちなみに、この購入した変換アダプターは全く問題なかったです。

ホンダ車用 リアカメラ接続アダプター の価格を調べる!

ステアリングリモコンケーブル

ステアリングリモコンケーブル KJ-F101SC

ステアリングリモコンケーブル スバル車用 KJ-F101SC

取付キットの中の「ダイレクト接続ハーネス」にもステアリングケーブルが入っていますが、このケーブルだと5ボタンの操作になります。

ただ、ヴェゼルの「ナビ装着用スペシャルパッケージ」には、音量などの5ボタンの他にハンズフリーのボタンなどがあって、10ボタンあります。

ヴェゼル ステアリングリモコン

この10ボタン(そのまま繋げて9ボタン、ちょっと加工をすれば10ボタン使用可能)を使うために必要なのが、この「KJ-F101SC」ですね。

取付に関して詳しくはこちら↓↓↓

ヴェゼルのステアリングリモコンを社外品ナビでも10ボタン全て使えるようにする!
ヴェゼル(BDA-RU1 後期型 2019年式 ナビ装着用SP付き車)にパイオニアの楽ナビを取りつけた時、ステアリングリモコンの10ボタンを全て使えるように出来る簡単な部品や費用をケチって加工をするやり方などを説明しています。

他にも10ボタン使える商品がありますが、価格が高いので今回はコレを使いました。

ちなみに高いけど、簡単に取付られるのはコレ!っていうか、こっちが定番ですけど(^^;)

ホンダ車用 ステアリングリモコンケーブル KJ-H102SC

取付の前にハーネス類をまとめる

まずは、ナビのハーネスやブラケットなどの取付・接続です。

ある程度、家の中などで最初に配線関係をまとめておいたほうが、取付作業中にするより楽で失敗(接続ミス)も減りますね。

パイオニア ダイレクト接続ハーネス ダイレクト接続ハーネス サイドブレーキ線加工

ここで、サイドブレーキ線(緑)を切断してナビ側の線をアース線(黒)に繋いで、走行中でもTVが見られるようにしときます。

これは運転者以外の同乗者が走行中にTVを見れるようにする方法の説明です。運転者が走行中にTVを見たりすることはダメです。

パイオニア ダイレクト接続ハーネス

そして、「バックカメラ変換アダプター」「ステアリングリモコンケーブル」「アンテナ変換コネクター」を繋いで、キレイにまとめて完了です。

パネル・ブラケットをナビ本体に取付

取付キットの「パネル」「ブラケット」もナビ取付けておきます。

カーナビ取付

ヴェゼル カーナビ取付

とりあえず、内張り類を外していきます。簡単なのでここの説明は省略します。

フロントピラーガーニッシュの取外し

サイドエアバックが付いているフロントピラーの内張(ピラーガーニッシュ)の外し方だけ、ちょっとコツがあるので説明しときます!我流ですけど(^^;)

フロントピラーガーニッシュの外し方①

まず、ドアモール(ウェザーストリップ)を指でムニムニって感じで外します。

フロントピラーガーニッシュの外し方②

そして、ピラーの内張りの上のほうを手前に「カチッ」って音がするまで引っ張ります。

それ以上は引っかかりがあるので引っ張ったらダメです。クリップがちぎれちゃうかもしれないです。

そうすると、内張りの上のほうが1~1.5cm、少し浮いたようになります。

最後に内張り全体を持って上に引き抜くようにすれば、取り外せます。

この時に、硬い(外しにくい)からといって無理やりしてしまうと、勢いで他の内装に当たってキズが付いたりするので、気を付けながらしたほうが良いです。

フロントピラーガーニッシュの外し方③ フロントピラーガーニッシュの外し方④

外れたら、車両側にクリップが全て残るので、全て取り外してして内張り側に取り付けておきます。

これで、ピラーを取り付ける時はパコってはめるだけですね。

そして、次にTVのフィルムアンテナを貼って、アンテナコードを取り付けてコードをナビの裏まで引っ張っていきます。

はい、ここも省略です。作業は両手が必要で途中で止めれないんで写真が無いです(^^;)

GPSアンテナの取付位置

社外品ナビのGPS取付の位置って、だいたいダッシュボードの助手席側の隅っていうのが定番やと思います。

ただ、「ナビ装着用スペシャルパッケージ」には、純正のGPSアンテナ(ETCのアンテナと一体型)がナビ裏の上のほうに付いています。

GPSの取付位置

なので、この純正ナビのGPSの近く(ダクトの上)にいい感じのスペースがあるので、そこに取り付けます(置きます)。

GPSの感度に関しては、ダッシュボード内ですが純正の位置(考えられている位置)の近くのなので問題ないってところです。

ハーネス類の取付

ハーネスの取付 ハーネスをキレイにまとめる

TVアンテナコードなど全ての配線をナビ裏まで持ってきたら、最初にまとめたハーネス類を接続していきます。

ここで、ステアリングケーブルの配線を車両側20Pカプラーの中の線に繋げていきます。

そして全て配線が接続出来たら、キレイにまとめていきます。

この時に使わなかった「ナビ装着用スペシャルパッケージ」に付いてくる純正ナビ用の

  • 地デジのアンテナコード(2本)
  • GPSアンテナコード
  • USBケーブル
  • HDMLケーブル

は、走行中にカタカタいわないようにまとめておきます。

ヴェゼルのナビ裏のスペースは広くはないですが、そこそこあるので配線をまとめていても無理なくナビが収まるので問題ないと思います。

ヴェゼルに楽ナビ AVIC-RL902

最後にナビ本体を取り付けて、念のため動作チャックをして問題なければパネル類(内張り)を元通りにしてナビ取付は完了です。

まとめ

ヴェゼル(ホンダ車)の「ナビ装着用スペシャルパッケージ」と社外品ナビの組み合わせだと、やっぱり使えない部品や機能などがあります。

ま~、変換アダプター使用や加工などして使っている人もいますが、けっこう面倒くさいと思います。

それに、ETCも純正品じゃないので、基本ナビ連動出来なくなってしまいます。

それだけ聞くと「損なんちゃうん?」ってなっちゃいますが、メーカーオプションの価格が安いので、社外品で全て揃えるより安上がりやと思います。

なので、この組み合わせも有り!やとおっさんは思いますね。

逆に「やっぱりETCは絶対にナビ連動がいい!」って人は、全て社外品で揃えたほうがいいかなぁって感じです。

車屋のおっさん

大阪で中古車販売店・損害保険代理店をやっています。
車屋としては、そろそろベタランぐらいの歴になるけど、気持ちは永遠の中堅!車業界の常識も日々変わってきているので毎日が勉強やと思っています。

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