何気なくネットを見ていると「値引きをしたくなる客」って感じの記事がいくつかあって、ちょっと気になって読んでみると、
まぁ、そうなんかも知れんけど、何かちょっと違うねんなぁ
って何となく思うような記事が多かったんですよね。
「値引きをしたくなる客」じゃなくてただの「値引き(サービス)を良くするための交渉術の1つ」ってところじゃないの?って思ってしまいました。
まぁ、そういう「値引き交渉する時の」って意味で書いている記事やとは思うんですが、なんか読んでて違和感があったんですね。
そこで、おっさんの場合ですが「値引きをしたくなるお客様」ってどういう感じの人なのかってところをお話していきます。
ただの交渉のやり方の1つ?
おっさんが読んだ「値引きをしたくなる客」って感じの記事では
- 低姿勢に話してくれる客(横柄な態度で値引き交渉してこない)
- 「あなたから買いたい」って感じの信頼されていると思う客
- 売ってからも長い付き合いが出来そう(他にも利益が生まれそう)
- 頑張って値引きをすればその場で決めてくれる本気の客
って感じで、どれも似たような内容が多かったんですけど、おっさんは
それって営業マン(売る側)が売りたい(売りやすい)と思っている理想のお客様ってだけじゃない?
って何となく思ったんですよね。
これって、ユーザー(お客様)が交渉する時に営業マンにイイ客って思ってもらって、値引きやサービスを良くしようっていう「交渉のやり方」の1つですよね。
これで「値引き(サービス)をしたくなる」って思う営業マンもいるとは思いますが
「売れるんやったら別に無理な値引きせんでもええよなぁ、イイ客やね♪」
って、逆に思ったり営業マンも多いんじゃないでしょうか(こっちのほうが普通の考え方?)
なので、「値引き(サービス)をしたくなる客」っていう説明としては少し違うんじゃないかなぁって思います。
そもそも「値引き(サービス)をしたくなる客」という言い方もなんか微妙で、営業マンがそういうことを思ったりするのかっていうのも微妙なところです。
おっさんが知る限り新車(中古車)の営業マンって、みんな売るのに大変なのでそういう気持ちとかで値引きとかサービスをするってないと思うんですけど(^^;)
行動や言動でななく「その人の雰囲気」?
ただたしかに、個々のお客様によって「ちょっと頑張らなアカンな!」とか「あんまり無理せんとこう」ってなることもあります。
理由は、お客様の交渉のやり方とかお客様の要望とかいろいろあるんですが「何となくそう思ってしまう(気持ちになる?)」ってお客様もいたりします。
何ていうか、その人の雰囲気とか話し方、人柄(性格?)っていうんでしょうか。
周りから「なんかその性格、得やなぁ」って言われるような人っていますよね。
どっちかっていうと、そういう感じのお客様を「サービス・値引きをしたくなる客」って言うんじゃないのかなって思います。
でもそういうところって、生まれ持ったその人の雰囲気や性格なので、なかなかマネしようと思って出来る事ではないですよよね。
ただ、そういう感じのお客様を思い返してみると、みなさん似たような感じのところ(共通の特徴?)っていうのもあったりします。
おっさんの勝手なイメージ(思ったこと)ですけど(^^;)
話をちゃんと聞いてくれる
お客様と話をしていても、こっちの話(説明とか)を聞いていない(聞き流している)人ってけっこう多いんですよね。
たぶん、「聞いてもよく分からないから」「そんなん言わんでも分かっているし」「聞くのが面倒くさい」って感じなんでしょうね。
そういう人って車の購入時の値引きやサービスなども結果(値引き額など)だけを重視(判断)するって感じの人が多いと思います。
でもこういうのって、営業マンからすれば当たり前のことで(そういう人も多くいて)、だから何ってこともないんですけど。
話したこと全部理解してもらえなくて、ポイントや重要なところだけ理解してもらえて車が売れたらとりあえずOKって感じです。
ただ、通常しない値引きやサービスの話に関しては、途中のところ(値引きする理由や経緯など)もちゃんと聞いて欲しいってところもあります。
べつに頑張ったところを分かって欲しいってわけでもないんですが、通常などはしない値引きをする場合は「理由」も理解してほしいってところです。
話をちゃんと聞いてくれるお客様って、そういうところも理解してくれていて営業マンも
「値引き(サービス)の理由を分かってくれてるから買う買わないにしても、ちゃんとした判断をしてくれるかな、値引きした甲斐はあるかな」
ってなる事も多いと思います。
それに値引きをした事の自分なりの納得が出来ることが多いです。
これ、どういう意味かと言うと、営業マンも通常よりも大幅な値引きなんて簡単には出来ないので、それをやろうとする理由が欲しいんですよね。
ダメでも(売れなくても)、無駄な値引きだったとかでもなく、それなりに出来る事はやったからしょうがないかなぁって納得も出来ますし。
なので、「ちゃんとを聞いてくれるお客様」には、通常以上の値引きやサービスを知らず知らずのうちにしている事も多いかもしれないです。
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出来る事は自分でしようとしてくる
見積をしている時に、オプションにても工賃・手数料関係の事にしても
「コレも入れといて、コレやっといて、でも高くなるから(支払いが多くなるから)値引き(サービス)いっぱいして!」
って簡単に値引きを言ってくるお客様もけっこういてます。たぶん普通やけど(^^;)
もちろん、オプション分などに対してのそれなり(通常)の値引きってあるんですけど
「いやいや、そりゃ高くなるよ、それで高いからもっと値引きって…」
って思っちゃうんですよね。もちろんお客様には言わないでけど。
それに、そんな感じで値引きを頑張って言われても「よし、もっと値引きをしよう!」って気持ちには、あんまりならないですよね。
逆に、トータル費用をなるべく抑えようって感じで、オプション品も良く考えて選んで、出来る事は自分でしてってお客様も多くいます。
省けるところは省いて、それでも予算的にもうちょっと安くしたいってところで
「もう削れるとこないなぁ、でもちょっと厳しからもうちょい値引き出来ヘん?」
って感じであれば、営業マンも「後はこっちの努力(値引きやサービス)次第かぁ、じゃあ頑張ろう」ってなったりする事も多いと思います。
営業マンをやる気にさせる感じのお客様
- 営業マンの話(説明)をちゃんと聞いてくれる(話を理解してくれる)
- 出来る事は自分でしようとする(何でも営業マン任せにしない)
って、普通のようで営業マン(売る側)からすれば、いろんな感じのお客様いたりする中でも、けっこうありがたいお客様なんですよね。
なので、こういうお客様と話(値引き交渉など)をしていると、何となく営業マンも「出来るだけ頑張ってみます!」って雰囲気になってたりします。
結果、他店の相見積もりとかの理由ではなく、知らず知らずのうちに通常よりも大幅な値引き・サービスになってたりする事もあったりします。
まぁ、こういう感じのお客様を「サービス・値引きをしたくなる客」というかどうかは分からないですけど、こういうお客様はけっこう値引きされたりすると思います。
たぶん、お客様の中でも、
「そんなにガツガツ値引き交渉していないけど、値引きはけっこうあったなぁ、それにサービスでいろいろやってくれたわ」
って感じであれば、こういう雰囲気を持った人なんでしょうね。
まとめ
そもそも「値引き・サービスをしたくなる客」っていうイメージが無いのに記事を書いちゃったので、よく分からない内容になってしまいました。
きっと、読んでくれている人も「何が言いたいの?」って感じやと思いますが、そこは何となくのニュアンスでお願いします(^^;)
まぁ今回は「値引き・サービスをしたくなる客」っていうよりも
営業マンに値引き・サービスを頑張ろうって雰囲気にさせるには?
って感じの話で結局、値引き(サービス)交渉のやり方の1つについての内容っぽくなってしまいしたが、参考程度でもしてもらえたら幸いです。