新車で販売したワゴンR FX(MH35S)に社外品のカーナビなどの電装品一式の取付作業。
車の使用目的は通勤がメインで、電装品類(オプション)に関しては、とくにお客様からこういう感じで!って要望もなく
「とりあえず、新車の時にみんな付けてそうなモノを安くで!」
っていう、ほぼほぼお任せって感じだったので新車購入時の定番
- カーナビ(ワンセグのスタンダードモデル)
- バックカメラ
- ETC(単独使用)
- ドライブレコーダー(前方1カメラ)
を「まぁ、コレにしてたら間違いないな!」っていうのと予算重視(定番メーカーのモノだけど安いモノ)でおっさんが勝手に選んで取付しました。
って事で、とりあえずバックカメラから取付です!
車種は、ワゴンR(DAA-MH35S) グレード: ハイブリッドFX 年式: 2019(R1)年
純正のバックカメラのように取り付けるために!
とりあえず、安くっていっても新車なので純正OPのような見栄えにするために
- バックカメラ ケンウッド CMOS-230
- バックドアハンドル 純正 カメラ取付用
- カメラ取付キット FIRST CREATE FC-BC1
を用意。これでキレイに取付けが出来て、純正のような感じの取付けになりますね。
でも、社外品なので部品代は純正OPに比べて半額ぐらいに抑えられます。
ちなみに最近のスズキ車では多くの車種がバックドアハンドルにバックカメラを付いているタイプ(部品は共通)になっています。
なので、この純正カメラ取付用のバックドアハンドルごと交換するやり方なら他のスズキ車でのバックカメラ取付でも参考になると思います。
ケンウッド CMOS-230
ケンウッドのスタンダードリアビューカメラ「CMOS-230」(RCA接続タイプ)
このカメラを選んだ理由としては、単純に「価格」です(^^;)
ベタな有名メーカーで、接続方法がRCA接続(ビデオコードの汎用タイプ)の中で、仕入れする時(買う時)に安いモノを選んだってところです。
正直、メーカーによって後方の見え方(映像の視野角や湾曲具合)は少し違ってきますが、この辺りは好みの範囲やと思います。
バックカメラの見え方って、“一般的にコレが良い!”っていうのは無く、人それぞれの好き嫌いがあったりするので、こだわりが無ければ何でもOKって感じですね。
その他の性能や信頼性(故障率)に関しては有名どころのメーカーであれば、どっこいどっこいって感じやと思います。
なので、社外品のバックカメラ選びに迷った時は性能(商品のカタログスペック)の比較とかじゃなくて
- 購入する時の価格で比較して安く買えるモノ
- カーナビと連動(専用接続)するためには同メーカー
- そのカメラが対応の車種別の専用取付キットがあるかどうか
って感じで、単純に選んだらいいんじゃないでしょうか。
バックドアハンドル(純正)
純正OPのバックカメラを取り付ける時に使うバックドアハンドル(純正)をそのまま社外品の取付でも使うっていう定番のやり方ですね。
もともと付いてるモノと何が違うのかというと、バックカメラ取付の穴が開いているのと、裏にカメラ取付の用のネジ穴(純正カメラ用)があるってだけです。
でも、これが楽で便利!そして定番です。
予算を抑えて、穴あけ加工をしたりしても出来ますが、やっぱり簡単にキレイに取付けするにはこれに取替がイイです。
純正部品価格は、全色同じで3,740円(税込み)です。
ファーストクリエイト FC-BC1
今回使用する純正のバックドアハンドルのカメラ取付部分は、純正のバックカメラ用になっています。当然ですけど(^^;)
なので、社外品カメラの場合は、別に取付けブラケットなどを購入するか自作で作らないといけないです。
それで今回、用意したのは
ファーストクリエイト バックカメラ取付キット FC-BC1
アルパイン・パイオニア・ケンウッド・パナソニック・富士通テンの社外品バックカメラの取り付けに対応した便利な取付けキットです。
- アルパイン HCE-C1000/HCE-C1000D
- パイオニア NB-BC8Ⅱ
- ケンウッド CMOS-230
- パナソニック CY-RC500HD/CY-RC100KD
- 富士通テン BEC113/BEC113G
ただ、他にもいろいろと取付けキットが売られていますが、たぶん一番高いです(^^;)
他の商品はどれも3,000円ぐらいですが、この商品は4,000円以上します。
でも、ネットでコレを見つけた時に「価格は高いけど簡単にキレイに取り付けやすそう」って感じやったので選んでみました。
実際、商品内容(付属品など)もしっかりしてますし、カメラの角度の調整や防水処理の手間などを考えると、そんなに高くはないかなぁって感じです。
「自分で取り付けたいけど取付は簡単(ポン付け)なほうがいい!」って人にはかなりおすすめやと思いますね。
ちなみに自分でステーを加工して取付たパターンは↓↓↓
バックドアハンドルにカメラを取付け
まずは、バックドアの内張を外して車両からバックドアハンドルを取り外します。
取り外したバックドアハンドルのドアロックのスイッチ(リクエストスイッチ)の部分を入替えます。
そして取付キットの説明書を読みながら、カメラを取り付けていきます。
かなり丁寧な説明書で、取付に対応しているメーカーのカメラごとに取付方法を写真付きで書いてありますね。
ブラケットに取り付けた感じは良さそうですね。
それに、通常は社外品では普通は使わないバックドアハンドルに付属している防水パッキンも取付けられるので、自分で防水処理をする必要もなさそうです。
この防水処理ってけっこう面倒くさくて、それをしないでいいだけで、すごいいいポイントやと思います。
ただ、洗車の時とか直接水をかけたら、カメラの裏側とか横の使わないネジ穴とかから水が少し入ってきそうな感じです。
まぁその少しが気になるなら、この時に裏側を簡単に防水処理しとけばいいんですけど、今回はとりあえずそのまま取り付けてみます。
取付の最後に防水チェックして水がかなり入るようだったら、少しやり直しですね。
はい、こんな感じ。バッチリです!
この取付キット、なかなか裏側の取付けした感じもいいですね。裏側は見えないからあんまり関係ないですけど(^^;)
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バックカメラを車両に取付け
取外した逆の手順でバックドアハンドルを取り付けます。
そして、次にカメラに付属の電源コード(中継ケーブル)車両に引き込んでいきます。
手順は、ナビ裏からの配線になりますが、とりあえず助手席側のフロントピラー上部から天井の裏を通して後ろまでス~っと運んでいきます。
天井裏の通し方(配線の配置)ですが、他の配線の邪魔をしたり室内に配線がブラ~ってならなければ、どんな通し方でもOKですね。
その人のやりやすいやり方で!ってところです。
後ろまでコードを通したら室内に通っているゴムのジャバラ(配線を通しているブーツ)の中を通して、バックドア内に引き込みます。
バックドアハンドルの近くまでコードを引き込んだら、カメラ側のコードと繋げて、余った線を束ねて他の配線とまとめて配線は完了です。
バックドアの内張りを元に戻すのはナビを取り付けて接続チェックして、防水チェックもしないといけないので、最後の最後ですね。
防水は、なんとなくOK!
洗車をした時の感じで水を下方向から直接カメラにジャバっとかけてみます。
やっぱり、直接水をかけるとカメラ本体とブラケットの裏側の隙間から、ちょろっと水は入っていました。
でも、水が入って何かが問題になるってレベルではなく、普通でもドアハンドルの隙間などから少しは水が入ってくるので、OK範囲ですね。
たぶん、キツい雨ぐらいやったら水は入ってこないと思います。
ってことで、この取付キットを使えば、とくに防水処理はしなくても大丈夫って感じです。
まとめ
ワゴンR(MH35S)は、社外品のバックカメラの取付は、他の車(他メーカーの軽自動車など)に比べると、かなり簡単です。
たぶん、車イジリに慣れてない人でも簡単な工具と取付部品さえあれば、キレイに取付が出来ると思います。
それに今回使った取付キットは、加工や防水処理や角度の調整も必要ないので、面倒くさいとか難しいってところはないですね。
バックカメラの取付けって車屋に依頼すると10,000円~15,000円ぐらい工賃がかかるので、「社外品で安く仕上げたい」って人は、チャレンジしてみて下さい。
続いて、ナビ・ETC・ドラレコの取付けは ↓↓↓