車のスマートキー(リモコンキー)を洗濯しちゃったって時の対処法!

おっさんの独り言

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

洗濯モノを干していたらポケットに何か入ってる、見たら車のカギだった(⦿_⦿;)

やっちまったよ、コレ壊れたかなぁ…

って経験をしたことのある人もけっこういるんじゃないでしょうか。

普通のただのカギだったらとくに問題ないと思いますが、スマートキーやリモコンキーだったら「えらいこっちゃ!」ですよね。

ただ、スマートキーなどは、すぐに正しい対処をすれば壊れずにまた使えるようになる可能性ってけっこう高いんです!

そこで、洗濯(水没)してしまった時の「とりあえず、こうして!」っていう自分で出来る対処法を説明していきます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ボタンは押さない!動作確認はしない!

たぶん、こうなっちゃった時ってみなさんが一番最初にやってしまうのが、「壊れていないか?(動くのか?)の確認」やと思います。

ボタンを押してみてLED(動作ランプ)が光るか、スマートキーなら車に持っていってエンジンがかかるのかってところですね。

でも、コレは絶対やっちゃダメです!

車のスマートキーなどに関わらず、電気製品(電子基盤)って水に濡れた(水没した)場合って、それだけですぐに壊れるってことは実は少ないんです。

それに車のリモコン類は外で使うのが前提なので、そこそこの防水(雨の日に濡れた手で触ったり落として濡れても大丈夫ぐらい)になっています。

洗濯機で洗ってしまったとしても、ケースの中がビチョビチョになっているってよりも、水が少し入っている・水滴が少し付いているって感じのほうが多いです。

でも、そんな状態でもボタンを押したりすると、中に入っている水(水滴)にも電気が流れて基盤がショートしてしまいます。

なので、洗濯してしまって壊れたって人の多くが「濡れた状態で作動させて基盤がショートさせてしまった」っていうの一番の理由です。

濡れて(水没して)壊れたっていうよりも、対処すれば使えるようになるのに最後に自分でトドメをさしたって感じですね(T0T;)

対処方法はバラして(分解して)乾かすだけ!

それでは、対処方法を説明していきます。

っていっても、特に難しいこともなく単純に中に入っている水(水滴)を取り除く(乾かす)だけですなんでけどね(^^;)

基本的にはどのキーも同じ手順ですが、今回はスマートキーでの説明です。

手順① 電池を取り出す

とりあえず、カバーを外して電池を取り出します。方法は電池交換と同じやり方です。

電池交換なら自分でやったこともあるって人は多いと思います。

スマートキー メカニカルキーを抜く

まずは、メカニカルキー(ドアを手動で開けるための補助キー)を抜きます。

スマートキーのカバーをはずず

そして、カバーの側面などに溝があるのでマイナスドライバーなどでひねってカバーの間が少し開いたら指(爪)で、パカっとはずします。

ほとんどのスマートキーはネジは使われていないので、マイナスドライバーやコイン、付属のメカニカルキーの先端を使ってカバーをはずすようになっています。

逆にリモコンキー(キーレス)やその他のリモコンのカバーはネジが使われていることが多いので、はずすのに精密ドライバー(+)が必要です。

カバーをはずして電池を取り出す

カバーをはずしたら電池があるので取り出します。

モノによってはツメでガッチリ固定されている場合もあるので指(爪)で取りにくかったら精密ドライバー(-)などを使って電池を取り出します。

手順② バラせるところまでバラす

分解できるとことまで分解する

電池を取り外したら、分解できるところまで部品をバラしていきます。

ま~、だいたいのキーは、「ボタン面の防水カバー(ゴム)」「基盤(本体)」までは簡単にはずせられます。

キーによっては、電池を取りはずすところまでしか簡単にバラせないってモノもあるので、自分でバラせるところまででOKです。

エンジンスターターのリモコンををバラす

ちなみに、トヨタの純正エンジンスターターのリモコンもこんな感じでバラせます。

基本、どんなリモコンでもスマートキーと同じような感じです。

手順③ 乾かす

あとは、軽く水分(水滴)を拭き取って乾かします。

できれば、バラした状態で1~2日ほど自然乾燥させて完全に乾かすのがベストですね。

パっと見は乾いていそうでも、電子部品の隙間が湿気っていたりするので。

ただ、予備キーも無くすぐに使いたいって場合は、ドライヤーなどで乾かしたりしても問題はないですが、基盤はデリケートなので慎重にってところです。

その場合、念のために電池は取り付けずメカニカルキーでドアを開け、電池切れの状態のエンジンのかけ方をしたほうがイイです。

そして、また家に帰った時や車を使わない時にバラシて自然乾燥しておくって感じです。

これで、自分で出来る対処は以上です。

スポンサーリンク

電池って交換したほうがいい?

電池自体は洗濯機で洗ってしまった程度では、劣化して液漏れしたり内部に水が浸入してダメになるってことはほとんどないと思います。

それに、スマートキー自体(とくに電池と基盤のまわり)も防水になっているので直接、電池に水圧がかかるってこともないですし。

なので、その時はキレイに水分を拭き取って乾かしやれば普通に使えると思います。

でも、長期間の使用で考えるとサビや液漏れの原因になる可能性は少しあります。

スマートキーの電池交換する期間ってけっこう長いので、安心のためにも大丈夫かなぁって思っても交換しておいたほうが無難ですね。

ま~、電池自体は2~300円のモノなのでバラしたついでに交換しておこうって感じでいいんじゃないでしょうか。

数日間は様子を見る

乾かした後、使ってみて「大丈夫やん、動くやん(^0^)」ってなったとしても、一応ちょっと様子見はしたほうがイイです。

たぶん、ちゃんと乾かしているのであれば1度使ってみて問題なければ、あとで壊れるこってことは少ないですが、稀に数日後に動かなくなったってこともあります。

ま~、でも様子を見たからって何も出来ることはないですけど(^^;)

もしかしたら、乾かしきれていなかってショートしたのか、運悪く通常は入らない電子分品の奥のほうまで水が入ってしまったのかもしれないですね。

そんな時は、諦めるしかないです… 高いですけど新しくキーの購入になります。

分解するためのちょっとした便利な小道具

カバーをはずすのって基本的に簡単でパカってはずれますが、初めてカバーをはずす時やモノ(形状)によっては、かなり固い場合があります。

無理にカバーをこじるとキズだらけになる

無理にこじって開けようとすると、キズだらけになっちゃうので要注意です。

でも、ただ固いだけなので、ゆっくり慎重にやればキズは最小限に抑えられると思います。

カバーが固い時に使うと便利

おっさんはいつもカバーが固い時は無理をせず、↑↑↑こういうのを使って開けています。けっこう簡単にキズも付かずにキレイにはずせますね。

それと、エンジンスターターのリモコンなどネジで基盤などを留めているモノもあって、その中には特殊ネジを使っている場合もあります。

Y型の特殊ネジ

↑↑↑ トヨタのエンジンスターターのリモコンの中のネジはY型の特殊ネジで、はずすには専用の工具(Y型の精密ドライバー)が必要になります。

でもこういう工具って、あんまり使うことってないと思うので個人で持っているって人は少ないですよね。

こんな時に、ちょっとあったら便利なのが「スマホの電池交換の工具セット」です。

スマホ電池交換の工具セット

これ、おっさんが前にスマホの電池交換を自分でしようと思ってネットでポチったんですけど、スマホ以外でもけっこう色々なモノに使えますね(^^;)

車のリモコンにしてもスマホや家のリモコンにしても、ネジのサイズ(種類)とか、カバー(ケース)の開け方はだいたい似たようなモノですし。

なので、こういうのを1セット持っていれば何かと便利かなぁって思います。

ちなみに価格は高いモノから安いモノまでいろいろ売られていますが、たまに使うだけなら安いセットのモノでも十分やと思いますね。

スマホ 分解 工具セット の価格を調べる!

まとめ

おっさんの経験ですが、洗濯してしまった場合にボタンを押さず(電気を流さず)にすぐに対処をすれば、8~9割ぐらいは大丈夫かなぁって感じです。

逆に何もせずに使ってしまうと、けっこうな確率でダメになってしまうと思います。

でも、こういうのって知っている人って経験したことのある人で、壊してしまってから調べて「そ~やったんかぁ…」ってなるパターンが多いんじゃないでしょうか。

おっさんの店でも、こういったケースでよくお客様から電話があったりしますが、

「スマートキーが急に動かなくなってん、洗濯機で洗ってしまってんけど、さっきまでは動いててんけどなぁ」

って感じで、とりあえず動いていたからそのまま使っていたっていうのが多いですね。

それ、たぶんもう無理です、すぐに電話くれたら何とかなったかもしれんのになぁ…

って思うことがほとんどです(T0T;)

車屋のおっさん

大阪で中古車販売店・損害保険代理店をやっています。
車屋としては、そろそろベタランぐらいの歴になるけど、気持ちは永遠の中堅!車業界の常識も日々変わってきているので毎日が勉強やと思っています。

車屋のおっさんをフォローする
おっさんの独り言
この記事が気に入ったら最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
スポンサーリンク
スポンサーリンク