新車で販売した、N-VAN グレード”G”(JJ1)に社外品のカーナビ・ETC・ドラレコの販売と取付の作業一式です。
普通に仕事用(荷物を運ぶだけ)として使うだけなので、とりあえず安く最低限あったほうがイイって感じの電装品だけの選び方。
今では新車購入時には当たり前になった“バックカメラ”もお客様は「別にいらんけど…」って感じだったので今回は無しってことに。
ま~、どっちみち社外品で揃えているので、後で「やっぱり必要かなぁ」ってなってもいつでも取付られますしね。
車種は、N-VAN(HBD-JJ1)グレード G 2019(R1)年式
とりあえずって感じの組み合わせならコレ!
今回は(いつもですけど^^;)、商品(部品)に関してお客様から要望や希望なく“おまかせ”だったので、おっさんが全てチョイスしました。
っていっても、揃えたのは、
- カーナビ: パナソニック ストラーダ CN-E310D
- ナビ取付キット: エーモン H-2565(AM/FMラジオ付車用)
- ETC: パナソニック CY-ET926D
- ドライブレコーダー: カロッツェリア VREC-DZ200
- 電源ソケット(ドラレコ用): 安い汎用品
で、「仕事用だからシンプルでイイ」とか「とりあえず安くて十分使えるヤツ」って時のおっさんがいつもおすすめしている定番の組み合わせですね(^^;)
ちなみにラジオ付車は、スピーカーが運転席ドアに1つしか付いていません。
ナビを取り付けるなら、左右(ステレオ)にあったほうがイイと思いますが、とりあえずスピーカーはそのままでいくことにしました。
お客様に乗っていただいてから、やっぱり音(1スピーカー)に不満が出るようやったら、左右ドアのスピーカー取付け(交換)ですね。
ナビはパナソニックのシンプルモデル
7型 SSDナビ CN-E310D 2019年モデル
インダッシュ(埋め込み式)で、シンプル機能の(価格の安い)7型 ワンセグモデル。
有名どころのメーカーで価格や機能(性能)とかで調べて比較していると現時点(令和1年11月)で、たどり着くのがこのナビやと思います。
使いやすさも普通で、全体的に普通にイイって感じのベタな感じの商品です。
メーカーも定番(ベタ)のパナソニックなので、モノに対しての信頼感(安心感)っていうのも問題ないですね。
ただ、この辺りのシンプルモデルは、やっぱり“価格で選ぶ”って感じになると思うので、その時その時でおすすめが変わってきますけど(^^;)
現行型(新モデル)はコレ!(R2年4月 時点)
7型 SSDナビ CN-E320D 2020年モデル 製品ページはこちら
E310Dの後継機(現行型)で、機能や見た目などは、ほとんど(まったく?)変わっていませんが、地図データが最新になっています。
CN-E320D の価格を調べる!
ナビ取付キット エーモン H-2565
社外品のナビをキレイに簡単に取付るたの金具や変換カプラー(ハーネス)がセットになった車種別の取付キット。
ホンダ車の場合、7インチ(2DINサイズ)のナビであっても隙間埋めのフェイスパネルなどが必要になるので、全て揃っている取付キットを買ったほうが楽ですね。
それで普通にいつものように購入したのが、取付キットでは定番の日東工業(カナック企画)の「NKK-H87D」でしたが…
あれ、オーディオハーネスが違う… マジかい(T0T)
ちょっと調べてみると、購入した「NKK-H87D」は、N-VAN用ですが、オーディオレス車用(ナビ装着用スペシャルパッケージ付車)みたい。
ラジオ付車とオーディオレス車で、オーディオカプラーが違うんかい!
ちゃんと調べなアカンなぁ… すぐに注文し直しです(-0-;)
↑↑↑ こっちが正解ですね。購入したキットのメーカーは「エーモン」ですが、内容はどのメーカーでも同じような内容です。
そして、カプラーがどう(何が)違うかというと、
オーディオレス車用(ナビ装着用スペシャルパッケージ付車)は、現行のホンダ車の定番の24Pのカプラーで、ラジオ付車は20Pカプラー。
この20Pカプラー、はじめて見ました。こんなカプラーあるんや…(^^;)
それと、20Pカプラーといっても1つ前の形状のスズキと同じ20Pカプラー(青)とは違います。
ちなみに、ナビ本体のフェイスパネルを取り付けるとこんな感じです。
H-2565 の価格を調べる!
ETCは定番のパナソニック
パナソニック ETC(1.0) CY-ET926D
「とりあえずETC(車載器)を付けよう」って感じであれば定番で価格の安いコレですね!
色や形状、メーカーなどの好みが無ければ、ナビのメーカーに関係なくコレで間違い無いと思います。
ただ、このETCは“単独使用のタイプ”なので、「やっぱり買うならナビ連動タイプがイイ!」って人にはダメですけど。
内容(付属品)はこんな感じです。取付けブラケットも別売りになり必要最低限のモノしか入ってないです。
新型になっていくほどモノ(製品)自体がシンプルになってきているけど、価格も安くなって商品自体も安モノっぽくなってきてますね。
CY-ET926D の価格を調べる!
ドラレコはカロッツェリア VREC-DZ200
2019年7月に発売された新モデル(同メーカーの「VREC-DZ300」の後継?)
ドラレコであったほうがイイかなぁって基本的な機能は全て揃っていて価格の安いエントリー(スタンダード)モデルです。
小型で本体をガラスに貼りつけるタイプなので視界の邪魔にならず、吊り下げタイプでよくある本体を触って(当たって)カメラがズレるってこともないです。
おっさんの店では、ワンカメラ(前方のみ)でそこそこの機能で安いモノって感じであれば、ほとんどコレを販売取付けしていますね。
ただ、カロッェリアのドラレコは、ほとんど5v電源(ソケットのプラグで12Vに変換)になります。
なので直接、電源(ACC)を取れないので電源ソケットを別途用意しないといけないです。
VREC-DZ200 の価格を調べる!
まずはハーネスの作業
いつもおっさんは、ハーネス類の作業(変換カプラーの取付けや配線をまとめる作業)を出来るところまで、はじめにやっておきます。
ま~別に、作業の順番は人それぞれのやりやすい方法でいいんですけど(^^;)
こんな感じにしておくと、後のナビ裏の配線作業が楽で見た目もキレイに出来ますね。
ただ、ナビ裏のスペースが狭い車種の場合は、配線をまとめすぎると逆に配線がかさばってナビを入れにくくなるのでバラバラにしておいたほうがいいです(^^;)
取付作業
まず、はじめにパネル類(内張り)を外していきます。
詳しい外し方に関しては、いろんなサイトで説明しているので省略しますが、ちょっとだけポイントを説明します。
オーディオパネルなどを外す時、一般的に内張り外しなどを使うことが多いと思います。
とくにホンダ車のパネル類は他のメーカーの車よりも、ガッチリ付いていて隙間もなく外すのにけっこう苦労することが多いです。
こんな時ほど工具を使いたくなりますが、カタくて外れにくいモノほど無理やり工具を使ってしまうと(こじると)キズが付くことが多いです。
ただ、N-VANはほとんど工具を使わずに手(指)で外せます。
っていうか、工具は出来るだけ使わないほうがいいです!
慣れていないとけっこう大変(指がかなり痛い)かもしれませんが、キズが付くことを考えれば頑張って手(指)で外したほうが絶対いいと思います。
外すコツとしては単純ですけど、とりあえず少しでも指で挟める箇所を見つけて、思いっきり手前に引っ張るって感じです。
かなりカタくて外れない場合もありますが、そこは諦めずに何度も頑張って試しているとポコッって外れると思います(^^;)
ドライブレコーダーの取付け
フロントガラスにドラレコとナビの地デジ(ワンセグ)アンテナ・ETCのアンテナを貼っていきます。
ドラレコの貼り付け位置は車種(レーダーブレーキのカメラの有無)やお客様の希望にもよりますが、センターよりちょっと左側っていう定番の位置です。
そして、電源コードを見えないように天井裏~フロントピラーに沿って、ダッシュボード左側のアクセサリーソケットの裏まで通していきます。
別途用意した、電源をソケットとドラレコの電源プラグ(コード)を取り付けて、電源ソケットの線をアクセサリソケットの裏の線(ACCとマイナス)に繋ぎます。
あとは、余ったコード類(電源ソケット)をまとめて、カタカタならないように裏の空いている所に固定して完了です。
ETCの取付け
N-VANは、ハンドルコラム下に純正の取付け場所(ビルトイン?)がありますが、社外品の取付けで定番の場所のココに取り付けました。
理由は単純で、お客様も取付場所にこだわりもなく、純正取付場所にすると取付ブラケットも別途必要になる(お金がかかる)のでって感じです。
取り付け方は付属の両面テープで、バチっと貼りつけて終わりですね。
カーナビの取付け
あらかじめ作っておいたハーネス類を車両側のカプラーに繋いで、車速信号線とバック(リバース)線を繋げていきます。
と思ったら、ナビ裏に車速などのカプラー(線)が無い!
調べてみると、オーディオレス車用(ナビ装着用スペシャルパッケージ付車)は、ナビ裏にカプラーはあるけど、ラジオ付車は無いみたいです…
ったく、オーディオハーネス類(ナビ配線)ぐらい全グレード一緒にしといてよ(-0-;)
ってことで直接、配線に繋いでいきます。
車速信号は、運転席側フューズボックス下 25Pコネクター(白) 薄茶の線
バック信号は、運転席側フューズボックス内 12Pコネクター(緑) 白の線
から取り出します。簡単に作業できる場所にあるので、繋げる配線さえ分かっていれば難しいことは無いですね。面倒くさいだけです(^^;)
あとは、ナビ裏まで信号線を引っ張ってきてナビ側の線と繋げて、他のコード類もキレイにまとめて配線の作業も完了です。
そして、ナビ本体を取り付けて電源を入れて動作(接続)チェックですね。
何も問題なければ、パネル類(内張り)を元通りにして取付け作業は完了です。
まとめ
ま~、とりあえずモノにこだわりが無くてシンプルモデル(安くても機能は十分)やったら、この組み合わせがベストかなぁって思います。
価格重視で、ちょっとおっさんの好みが入った選び方ですけど(^^;)
ただ、このN-VAN(グレードG ラジオ付車)に関しては、ナビを取り付ける前提ではなさそうなので(スピーカー1つやし)、取付けがちょっと面倒くさいですね。
ま~、「カーナビ(インダッシュ)取り付けるなら、上のグレードにしときなはれ」って感じのグレード設定なんでしょうね。