いろいろある車の添加剤の中で、自分で簡単に出来るのが「ガソリン添加剤」です。
作業的にはガソリン給油口に入れるだけなので、普通にガソリンを入れる前(満タンぐらいにする時)に一緒に入れて完了って感じです。
「洗浄系ガソリン添加剤」に関しては、水抜き剤のようにガソリンスタンドで店員に勧められたことがあるって人も多いんじゃないでしょうか。
ディーラーなどでも点検や車検の時の見積りにスラっと入っていることもあったりします。
それに、洗浄系の添加剤の価格は1,000円~2000円とそんなに高くないので「一回入れて(買って)みようかなぁ」って思う人も多いかもしれませんね。ただ
「添加剤のこと何も分からないのに勝手に入れていいのかなぁ?」
「これを入れるだけで車がよくなるのかなぁ?本当に入れていいのかなぁ?」
などなど、何となく疑問に思ってしまう人も多いと思います。
っていうのも、このような添加剤は使用するかしないかや効果の考え方は賛否両論で、勧める人と勧めない人で考え方が分かれるからです。
何故かっていうと、使う人や車の状態によって効果がバラバラだからですね。
ガソリン添加剤って何?効果は?
ガソリンタンクに入れる添加剤と一言でいっても、いろんな種類(価格帯)があって複数のメーカーから同じ感じのようなモノが販売されています。
そして、種類を大きく分けて
- 「燃料系統からエンジン内部清浄する洗浄系添加剤」
- 「洗浄系+燃焼効率を上げる馬力UP系添加剤」
の2種類があります。
「馬力UP系」は名前の通りガソリンに混ぜて燃焼効率を上げ、車の基本性能以上にパワーを引き出すってモノです。
「洗浄系」よりも効果が高く、その分に比例して価格も高くなっていきます。
ただ、「馬力UP系」は少しマニアック的な(車好きの趣味な感じ)製品なので今回の記事ではちょっと省略します。
さて、今回の本題は「洗浄系添加剤」ですが、簡単にいえば
「ガソリンの通り道に溜まった汚れを洗浄・除去しキレイにして保護する!」
って感じの製品です。
車を長年使い続ける(車の年数が古くなったり走行距離が延びる)と、どうしてもエンジン内部(燃料系統)に汚れが付着していきます。
そうなると、「燃費が落ちる」「パワーが落ちる」「エンジンの振動が大きくなる」っていうふうになってきます。
そこで添加剤を使用することによって、エンジン内部の汚れを洗浄、さらに汚れにくいように(錆や腐食の防止に)なり
「燃費・パワーを改善」「エンジンの振動を低減」「スムーズな走りに戻る」
っていう、効果があります。
この「洗浄系添加剤」はいろいろなケミカル用品のメーカーから発売されています。
ただ、成分や効果(宣伝文句)などはメーカーや価格帯によって違ったりしますが、だいたい似たよう商品ですね。
添加剤は入れたほうがいいの?
ここからが本題で、みなさんココが知りたいところですよね。
スポーツカーや趣味で車を所有している人(車好きの人)に聞いたら単純に
「そりゃ入れたほうがイイんじゃないの!」
って答えが多いかもしれませんが、日常使いの普通の使い方(乗り方)の車両であれば正直、微妙なところです。
ポイントとしては「お金をかけた分、効果があるのか?」ってところですよね。
ネットでいろいろ口コミなどを見ていると、本当にいろんな意見(記事)があります。
「入れたほうがいいのか?入れてもあまり意味がないのか、どっちやねん?」
って感じで正直、車屋の間でも意見(添加剤の考え方)はけっこうバラバラです。
なので、ここからはおっさんの勝手な個人の意見になりますが
「個々の車によって効果はバラバラやけど、気になるなら1度入れてみたら」
ってぐらいの感じやと思います。
正直、全て人に「お金をかけるだけの価値はある!」とは言えないです…
使わなかったら車がどんどん悪くなるってこともないですし、使ったからといって極端に良くなることもないですし(^^;)
なので、人それぞれの車へのこだわりや車に対してのお金の使い方や考え方が違ってくるので、何とも言えないところです。
1つ言えるのは、趣味などではなく日常的な使い方で車を使っているのであれば、お金をかけても効果は「気持ち程度?」って感じやと思います。
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本当は、どれくらい効果があるのか?
洗浄系添加剤は、水抜き剤とは違って「全く意味がない」ってことはなく、何かしらの効果はある製品やと思います。
バイクなどの場合は、添加剤やエンジンオイルなどでエンジンのレスポンスがかなり変わったりするので効果も体感出来ることが多いです。
ネットの口コミでも「バイクは使ったほうが良い!」などの意見のほうが多いと思います。
おっさんも、実際に使っているバイク屋などから「バイクは効果がけっこう体感できるで」って話をよく聞いたりします。
ただ、車の場合は、あまりそのようなケミカル用品などでエンジンは影響されにくいので、簡単に体感出来るぐらいの効果は薄いと思います。
とはいっても、車の状態(年数や走行距離)や日ごろの使い方・メンテナンスの状態などで、かなり効果が変わってきます。
エンジン(燃料系統)内部をキレイにする製品なので、新車に近い状態の車に使ってもあまり意味もない効果も分からないです。
逆に手入れが悪くて汚れすぎてしまっているエンジンに使っても、ガソリン添加剤だけでは手遅れな状態で意味がないっていうことも普通にあります。
ただ、メーカーがイメージしているエンジンの内部の汚れ方(汚れはじめた状態)であれば、説明文どおり効果が出る可能性は高いです。
なので、一概に全ての車(使用状況や程度)で「これだけの効果がある!」っていう基準はないと思います。
やっぱり、その車で使ってみないと分からないっていうのが正解やと思います。
ちなみに、走行距離が3~4万Kmぐらいで、少しパワーが落ちてきたかなぁってぐらいの時に添加剤を使うのが効果が出やすい(分かりやすい)とおっさんは思います。
それと、こういう製品って使うとしても1回ぐらいじゃ効果が少ないので、やっぱり2~3回は連続で使い続けたほうが効果が出ると思います。
おすすめ商品は「ワコーズ フューエルワン」!
記事を読んでもらって、「それじゃ、一回買って試してみようかなぁ」って思ったら次は商品選びですね。
まぁ、この手の商品はたくさん商品がありますが、ガソリン添加剤でいえば「ワコーズ フューエルワン」が定番で効果も出やすくおすすめです。
ネットで調べてみても、ほとんどのサイトやブログで「おすすめのガソリン添加剤はコレ!」って感じになっている商品やと思います。
おっさんも同意見で、「価格」「効果」「ブランド力」でトータル的に見ておすすめです。
とりあえず、モノ選びに迷ったらコレを買っていたら無難ってところです。
ただ、他の商品に比べて極端に良いといった感じではなく、お手頃価格の商品で効果が出る(分かりやすい)のは、コレぐらいかなぁって感じですね。
日産純正の「ピットワーク F-ZERO」がお得かも?
日産の純正用品でもガソリン添加剤「ピットワーク F-ZERO」が売られていますが、ワコーズのフューエルワンの日産向けOEM製品です。
フューエルワンの旧型モデル(F112)と中身は同じような感じの商品です。(正確に言えば違いますけど)
なので、ネットショップなどで買うなら価格が少しやすいこちらのほうが少しお得ですね。
まぁ、そんなにこだわりが無ければ新改良モデルと旧モデルも同じような感じやと思います。もちろん純正で今でも使われていますし。
まとめ
ちょっとよく分からない感じでダラダラ記事を書いてしまいましたが、まとめると
「とりあえす効果はあるが、その感じ方や実感の仕方は人それぞれ」
って、ところですね(^^;)
それと、使用する量(ガソリンとの割合)を間違えたり、よっぽどの粗悪品を入れない限り、エンジンの調子が悪くなるってことはないと思います。
そんなに使用するのに気を使う製品ではないと思います。
なので、少し添加剤ってモノが気になってこの記事を最後まで読んでくれている人であれば気軽に1度試してはどうでしょうか。
試しに入れてみて、エンジンの調子が良くなっったり、燃費が少し上がったりして効果を体感出来れば「入れて良かった」ってなりますもんね。
逆に効果が体感できない(分からない)と思っても価格的には、そんなに「買って失敗した、損をした」って感じにはならないかなぁって思います。