新車のハイエース スーパーGL(200系4型)に社外品ナビ・バックカメラ・連動ETCの取付け作業一式の続きで、ナビとETCの取付けです。
前の作業は、アルパイン バックカメラの取付け ↓↓↓
車種は、ハイエース(QDF-KHD201V 4型)スーパーGL 2017(H29)年式
アルパイン BIG X「X8V-HI2」
お客様がカーナビは「純正でも社外品でもどっちでもいい」ってことで、おっさんの好きな社外品をおすすめです!
新車販売の時にディーラーオプションのそこそこ高い7インチナビと比較して、価格帯とか画面の大きさ・見た目で選んだのがコレですね。
8インチナビ「X8V」とハイエース(レジアス―エース)の“スーパーGL”用の取付けKIT「パーフェクトフィット KTX-800-HI2」のセット品です。
このセット1つで、取付に必要な部品(金具や配線)も全て揃っていて、見た目もキレイに8インチナビが取り付けられるって商品です。
現行型(新モデル)はコレ!(R4年5月 時点)
アルパイン 8型カーナビ ビッグX X8NX2 2021年モデル メーカー商品ページはこちら
R3年2月に発売予定のNXシリーズの2021年モデル(新モデル)です。
このNXシリーズの7~8型モデルは、車種専用取付けKITとセットとなった商品がなくなり、カーナビ本体と取付けKITが別売りになりました。
また、連動ETCも2020年に新しくなり、旧モデル(2019年以前のETC)と接続は出来なくなりました。
現行型の取付けキット(R4年5月 時点)
スーパーGL(標準ボディ車)専用 8型 ビッグX 取付けキット KTX-X8-HI-200SGL-NR
2021年モデルのカーナビに合わせて新しくなった取付けキット(旧モデル KTX-800-HI2の後継モデル)です。
このモデルから、メーカーOPのバックカメラ(バックモニター内蔵自動防眩インナーミラー)に対応した映像取り出しケーブルも付属しています。
アルパインカーナビ対応 ETC車載器
選んだETCは、もちろん同メーカーのナビ連動タイプの「HCE-B053」です。
ただ正直、アルパインのETCは他のメーカーと比べると少し高いです。
でも、ディーラーオプションのETCはほとんど人が連動タイプを選ぶので、社外品でも同一メーカーの連動タイプにしたほうがイイかなぁって感じです。
ただ、ナビ連動はどっちでもいい(ETC1.0の単独使用でもいい)って人には、他のメーカーで単独使用モデルが安く売っているので、おすすすめでは無いですね。
現行型(新モデル)はコレ!(R4年5月 時点)
アルパインカーナビNXシリーズ専用 ETC(1.0)HCE-B063 メーカー商品ページはこちら
NXシリーズ(2020年~)のカーナビでETC(1.0)の連動タイプであればコレになります。
2019年以前(2016年~2019年製)のカーナビには「HCE-B053」です。
ETC 純正位置取付ブラケット 「KTX-Y10B」
社外品(アルパイン製)のETCなのにディーラーオプションのビルトインタイプと同じ場所にキレイに取付が出来るブラケットです。
別にコレじゃないとETCがキレイに取り付けられないってこともないですが、せっかくビルトインタイプと同じような見栄えで簡単に取付け出来るので、もちろん買いです!
パネル類取外し、アンテナ類の取付
それでは取付け作業ですが、まずはパネル類をバラしていきます。
アンテン類の取付のためにフロントピラーのカバー(内貼り)とサンバイザーも外します。
ハイエースのパネルの外し方は簡単なので省略します(^^;)
ま~、取付KITの説明書に詳しくバラし方が書いてあるので初めての人でも取外しに迷うことはないと思いますね。
パネル類を全てバラし終わったら、まずはナビの地デジアンテナとETCのアンテナをフロントガラスに取り付けていきます。
そして、地デジアンテナコードとETCアンテナコードを左フロントピラからダッシュボード内に引き込みます。
GPSのアンテナをダッシュボードの左端に貼りつけて、地デジアンテナ・GPSアンテナン・バックカメラのコードをまとめて、ナビの裏まで通していきます。
ETCのコードも運転席の右側下まで通していきます。
写真は撮り忘れてしまいました(^^;)
ETC 「HCE-B053」の取付
外したコラムアンダーカバー(ハンドル下のカバー)に純正ビルトインETC取付穴があり、元はカードホルダーが付いているので取り外します。
トヨタ車のほとんどの車種は、このような感じでビルトインETCの取付穴が空いているので加工などせずにポン付け出来るので楽ちんです。
カードホルダーは裏からネジ2本で付いているだけなので、純正位置取付ブラケット「KTX-Y10B」と入れ替えます。
そして、ETCを裏からパチンと、はめ込むだけで本体の取付は完成です。
隙間もなく、見た目もバッチリです。
定価は2,200円(税込み)ですが、なかなか価値はあると思います。このような車種別ブラケットは他のメーカーではあまり無く「アルパインならでは」って感じですね。
あとは、フロントピラから引き込んだアンテナコードとナビ裏から通した電源ハーネス(電源の線とナビ連動コード)をETC取付の裏でまとめていきます。
余ったコードは束ねて、他(車両ハーネス)の配線にタイラップやテープで固定します。
固定する場所はどこでも適当なところでいいですがハイエースの場合、ETC取付の裏にけっこうスペースがあるので、この場所が簡単でおすすめです。
ナビ 車種専用ナビKIT X8V-HI2 の取付
ハイエースのナビ取付キット付属の部品は、必要最低限って感じです。
やっぱり車種別キットであれば、普通のナビのように変換カプラーなどを1つずつ揃えていかなくていいので楽ですね。
それに1つ1つ揃えるより、たぶんトータル的に安上がりやと思います。
ナビ本体の取付
電源ハーネスやステアリングリモートケーブルなどを車両ハーネスと接続していき、地デジアンテナコードやETCのコードなどをキレイにまとめていきます。
おっさんは車種に関わらず、いつも
- あとでナビを取り外した時の作業のしやすさ
- ナビ裏のカタカタ音を防ぐ
- 見た目とか自分なりの自己満足
で、かなり配線をまとめますが、この辺りは人それぞれですね(^^;)
ただ配線が多い場合、ハイエースVのナビ裏のスペースは、あまり広くないので配線をまとめすぎると配線の逃げ場がなくなりナビが本体が収まらなくなっちゃいます。
その場合、配線をあまりまとめないで、各配線ずつ逃がしてやるほうがナビ本体が収まりやすいです。
それと、ナビが収まってもナビ下のカップホルダーの裏に配線をまとめてしまうと、カップホルダーも収まらなくなるので要注意です。
そして、ナビ本体を取り付けます。本体の取付が出来たら、この段階でハーネスや他のコードがちゃんと接続しているかナビ画面でチェックです。
今回は、あまりオプションが付いていないのでナビの基本的な配線、
- 地デジアンテナ
- GPSアンテナ
- バックカメラ
- ETC連動
- ステアリングリモコン
の確認ぐらいですね。
クラスターパネルの加工
ハイエースはグレードを問わず8インチのナビを取り付けの場合、クラステーパネルの加工が必要になります。
ナビ取り付けで、この作業が一番面倒くさいです(T0T;)
まずは、クラスターパネルに付いている「オーディオパネル」と「「エアコンダクト」の取外しです。
エアコンダクトは、ツメ4か所で止まっているだけなので簡単に外せます。
オーディオパネルはパネル裏でネジではなく溶着(24ヶ所)されているので、ニッパーなどで切り取っていきます。
簡単に切り取れますが24ヶ所もあるので面倒くさい作業です。
オーディオパネルを取り外した状態です。
写真の紫の部分をカットしていきます。
説明書には「刃物」って書いてあり、ニッパーとカッターとヤスリでカットは出来ますが、カットする所はけっこうぶ厚いので時間がかかると思います…
おっさんは、このような加工が下手で遅いので、ベルトサンダーで削りました。
初めてで加工などをした事のない人は、かなり大変な作業かもしれないですね。
いきなりギリギリまでカットせず、説明書に書いてあるより少し余裕を残してカットして、専用パネルを仮付けしてみて必要に応じてヤスリで調整していきます。
説明書に書いてあるほどカットしなくても取り付けは出来ると思います。
注意するのは、絶対に多めにカットしないことですね。専用パネルを取り付けた際、隙間が出来たりして見栄えが悪くなちゃいます。
カット出来たら、取付キット付属の専用パネルを裏からネジ留めしてエアコンダクトを取り付けたら完成です。
最後に取り外していたパネルなどを元通りに取り付けてナビ・ETC・バックカメラの取付は完成です。
まとめ
8インチナビであれば他のメーカーからもたくさん発売されています。
ただ、バックカメラやETC、その他フリップダウンモニターなどメーカーを統一するのであればアルパインがおすすめやと思います。
おすすめの理由としては「ディーラーオプションに引けを取らない見栄え」「オプションの連動性の高さ」ってところです
でも、やっぱり価格は他のメーカーよりも総額で高くなっちゃいますね。
ま~、今回は新車購入時でディーラーオプションのと比べた結果、社外品のアルパインにしたので性能も良く価格も安く仕上がった感じです。