新車販売したハイエース スーパーGL(200系4型)に社外品ナビ・バックカメラ・連動ETCの取付け一式作業です。
カーナビはアルパインの8インチのビッグX「X8V-HI2」の車種専用ナビKITなので、バックカメラ・ETCも迷わずアルパインで統一です。
アルパインを選んだ理由としては、新車なのでディーラーオプションと比べて、取付の見栄えも重要ということで車種別取付KITがあるアルパインって感じですね。
という事で、まずはバックカメラの取付けから!
車種は、ハイエース(QDF-KHD201V 4型)スーパーGL 2017(H29)年式
アルパイン バックカメラと取付け部品 一式
- バックカメラ HCE-C1000D(ダイレクト接続タイプ 黒色)
- ダイレクト接続ケーブル KWX-G001
- 車種専用取付KIT KTX-C200HI
今回用意したモノは、定番(基本)のバックカメラ、接続に必要な部品とバッチリ純正のように取付出来る車種別取付KITです。
ハイエースの場合は、車種別パッケージみたいなセットのモノが無いので、必要に応じて個別に揃えないといけないです。
バックカメラ HCE-C1000D
アルパインのカーナビ専用(ダイレクト接続タイプ)のバックカメラです。
バックカメラ(本体)は、「ブラック」と「ホワイト(パールホワイト)」の2種類があって車種のボディーカラーによって合わせられるようになっています。
まぁ、色は好みで選ぶって感じですが、おっさんはお客様の指定が無ければいつも「ブラック」にしています。
理由としては、白は黒に比べて年数が経つと色褪せが目立ってくる(汚く見えてくる)のと、単純に純正も黒やからって感じです。
汎用接続(RCAカメラ入力タイプ)はこちら
ちなみに、ナビが他メーカーで映像入力(接続)コードが「RCA入力(黄色いコード)」の場合は「HCE-C1000(-W)」になります。
バックカメラだけ「ナビが違うメーカーだけど、キレイに取り付けられるキットがあるアルパインにしたい!」って人はこれですね。
ダイレクト接続ケーブル KWX-G001
アルパインのカーナビ専用のバックカメラ(ダイレクト接続タイプ HCE-C1000Dシリーズ)用の接続ケーブルです。
車両に純正バックカメラ用の配線が配線(コード)が無くて、後ろ(バックカメラ取付位置)からカーナビまでコードを通さないといけない場合に必要です。
トヨタ車は、けっこうバックカメラの配線って車両側にあったりするんですが、ハイエースは何も配線は無いんですよね。
車種専用取付KIT KTX-C200HI
正直、べつにこの取付KITを使わなくても、そこそこイイ感じには取付は出来ます。
どっちみにしても、リアガーニッシュを加工(切り取り)しないといけないので、そんなに手間と時間が大きく変わるって事もないですね。
今回は、新車という事もあって見た目をバッチリにするために購入しました。
ただ、この取付KITは、モノの割には「標準小売価格 ¥4,620(税込)」と、そこそこ高いので中古車やグレードがDXであれば買うかどうか悩むところです(^^;)
リアガーニッシュの取外し
まずは、バックカメラを取り付けるリアガーニッシュを取り外す作業からスタートです。
ハイエースの場合、全てのグレードでリアガーニッシュにバックカメラ用の穴がない(フタになっていない)ので加工(切り取り)しないといけません。
ちなみに「この辺りをカットして下さい」って感じの切込み線みたいなのは付いていますが、社外品を取り付ける場合は何となくの目安にしかならないです。
とりあえず最初に、リアゲートのトリム(内張り)を外します。
はじめにネジ留めの2か所を外して、あとはクリップ留めなので内張りはずしを使い、隙間が出来たら手でバリバリっとトリムを外していきます。
そして、リアゲート内側にリアガーニッシュを止めているナット(5か所)とカプラーを外します。カプラーの数はグレードやオプションによって違います。
あとリアガーニッシュにクリップ留めが2か所あるので、内側から内張りはずしなどで押してやると簡単に外れます。
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リアガーニッシュの加工
ハイエースのバックカメラの取付で一番、気を使うのが取付穴の加工です(^^;)
今回は車種専用取付KITに型紙が付属しているので、型紙を合わせカットしていきます。
使った工具はベルトサンダー。やっぱりコレが一番キレイにカット出来ますね。
ベルトサンダーが無い場合は、ドリルとカッターとヤスリでチョコチョコカットしていく感じになりますが、けっこう時間もかかりますし面倒くさいと思います…
加工が下手なおっさんは、バックカメラの穴が空いてない車種を見ると、
「今時なんで、穴が空いてないねん!高い車やのに(-ε-;)」
って、いつも思っちゃいますよね。ホント面倒くさいし緊張する!
そして、カットしたところに取付パネル(KTX-C200HI)を取付けてからバックカメラを取付けます。
あとはナンバー灯の配線に付いているグロメットに切り込みを入れてバックカメラのコードを他の配線と同じように通していきます。
これでリアガーニッシュへのカメラの取付は完成です。
取付KITを使うとカットしたところにカバーをするので見栄えが良いのは当たり前ですが、カメラの角度の調整もしないで済むので取付は楽に出来ます。
カメラ(リアガーニッシュ)の取付と配線
リアガーニッシュを取り外した逆の手順でリアゲートに取り付けていきます。
カメラのコードを通す時にグロメットに切り込みを入れているので、水が入らないよう内側から防水処理をします。
おっさんが防水処理に、いつも使うのは「ブチルテープ」です。
ブチルテープをガムのようクニャクニャっと丸くしてしてムニュってグロメットの切り込みを入れた周りに貼って伸ばしていきます。
普通にコーキングをするって人が多いと思いますが、これが一番楽で簡単に出来る防水処理やと思います。
ちょっと今回(上記の写真)はブチルテープを盛りすぎましたが、ちょこっとでも隙間をふさいでいれば、ぜんぜん大丈夫です(^^;)
やっぱり、取付KITを使うと見栄えがいいですね。ディーラーオプションのバックカメラと比べても引けを取らないと思います。
コード(配線)をフロントピラまで通す
リアガーニッシュの取付が完了したら、コード(配線)をフロントまで通していきます。
バックカメラ本体のコードは短くリアゲート内までなので、一緒に購入した接続ケーブル(KWX-G001)に繋ぎます。
このケーブルは10.5mもあるので、「よくある大きい車で最短距離で通さないとコードの長さが足りなくなって延長しないといけいない」って心配はないです。
適当なところで繋ぎ、コードを他の配線と一緒にまとめていきます。
ここの配線をまとめる作業をテキトーにしていると、「カタカタ音」が鳴ったりすることもあるので、しっかりやっていたほうがいいです。
そして、配線通しのワイヤーなどの工具を使いリアゲート上のジャバラのゴムの中から室内に引き込んでいきます。
ジャバラの中には他の配線もあって、そのままでは引っ掛かって通しにくいので、シリコンスプレーなどをゴムの中に少しシュッと吹いてやれば、簡単に通りやすくなります。
ちなみに、ここでおっさんがジャバラのゴムや室内に配線を通すのに使うのは「大きめのタイラップ」と「適当な太さと硬さのワイヤー」の併用です。
配線通しの工具といえば、エーモンの配線通しワイヤーなどの便利工具が売られていますが、おっさんはタイラップが使いやすいです。
こういうのは、自分が使いやすいと思ったモノを使うのが一番ですね!
個人で1回だけ取り付ける場合など工具を買うのも、もったいないので100均ショップで売っているワイヤーを買って使うのも安上がりで定番です。
ジャバラのゴムの中を通して室内に引き込むと天井(天張り)の裏に通りますので、そのままフロントピラまでス~っと通していきます。
サイドのスライドドアと助手席のゴムのモール(ウェザーストリップ)と天井のクリップを外すと天井を少し手でずらせれるようになります。
その隙間から覗きこんで、コード(配線)を引っ張りながら室内にコードが垂れないようにフロントピラまで引っ張っていきます。
この時に気を付けるのは天井の内貼り(ルーフ ヘッドライニング)は柔らかく、すぐキズや型が残るので無理に引っ張らず慎重に作業していきます。
初めての作業であれば少し時間がかかるかもしれないですが、慣れていれば基本的に簡単な作業です。
フロントピラまでコード通して外した内張りやクリップなどを元通りにすれば、とりあえずバックカメラの取付作業とコードの引込みは完成です。
次の作業、ナビとETCの取付は ↓↓↓