自動車保険を加入(更新)する時って何で決めるかってなると、やっぱり“保険料”って人が多いと思います。
なので、新規加入や更新の時に、
「今の保険料は高いから他の保険会社に変えたら安くなるかな?」
「車両保険とか特約などを見直したら安くなるかなぁ」
って、なるべく保険料を安くしようって考える人も多いじゃないでしょうか。
そりゃそうですよね。年々、自動車保険料が全体的に高くなっているのに、CMやネットなどで「安い自動車保険」って宣伝されてるし。
そこで、「保険料を手っ取り早く安くするのには」って思い浮かぶのがネットで直接加入する保険料の安い「ダイレクト保険」やと思います。
ただ、ダイレクト保険会社も多数あり、「どこの保険会社が良いのか」「保険料が一番安いのはどこか」で迷っちゃいますよね。
1つ1つの保険会社に資料請求・見積もりをしていたら、面倒くさくてしょうがないです。
そういう時に便利なのが、簡単に早く同時に複数の保険会社から見積もりを取れる「一括見積もりサイト」。
でも「ちょっと一括サイトはなぁ…なんか後でめんどくさそう」って思う人も多いですね。
「一括見積もりサイト」って、少し不安?
自動車保険に関わらず、ネットでの「一括見積もりサイト」って嫌がる人も多いですね。
やっぱり多い理由としては、
- サイトが多すぎて、どこが信頼できる(良い)のか分からない、選べない
- 電話番号や住所など、いろいろな情報を入力しないといけないから嫌
- 後から、いろんな会社から電話やメールがしつこく来るかもしれない
って、ところやと思います。
たしかに、「一括見積もりサイト」って数多くあります。いろんな会社がやってますね。
それに自動車保険の見積りは個人情報を入力しないといけないので慎重にどのサイトにするかを選んだほうがいいと思います。
一括見積もりサイトって信用出来る?
ほとんどの一括サイトは、「簡単に見積もり!」ってなってますが、実際にはそこそこ個人情報を入力しないといけません…
車の情報もプレート番号など細かく入力しないといけないのでサイト選びは重要です。
ただ、しっかりした(有名で安心感がある)会社も多いのでちょこっと調べれば、安心出来るサイトを選ぶのはそんなに難しくないと思います。
それに、ネットで個別に保険会社に資料請求・見積りをする場合でも、どっちみち同じような内容を入力しないといけないです。
この辺りは保険会社に直接見積りを請求するのと同じ感覚でいいと思います。
後からメールとかしつこくない?
そして、嫌な理由の1つの“後からガンガン来るDMやメール”に関しては、みなさんが思うように当分の間は来るかもしれません。
とくにメールは多いかもしれません。(保険に関係のない車関係も多数)
しかし、自動車保険の一括サイトに限らずいろんなことで資料請求したり見積もりをするDMやメールが来ますので、この辺りも他と一緒やと思います。
あまり後でメールが来るのが嫌な人はメールアドレスをメインじゃないもの(あんまり使っていないもの)にしたほうがいいかもしれませんね。
ただ、電話番号の入力も必須になっていることが多いですが電話が掛かってくることはあまりないので、そこまで心配することはないと思います。
おっさんがおすすめするなら!
数多くある「一括サイト」で、おっさんがお客様に聞かれたりした時におすすめするのは、
「保険の窓口インズウェブ」SBIホールディングス株式会社
ですね。理由としては、
- 会社が「SBIホールディングス株式会社」と安心感がある
- 「自動車保険の一括見積サイト」では定番的な感じ
- ダイレクト型と代理店型の21社と見積りが出来る保険会社が多い
って、ところです。
やっぱり、個人情報をガッツリ入力しないといけないので、運営会社は有名なところのほうが気持ち的に安心感はあると思います。
入力項目に関しても、とくに多くもなく少なくもなくって感じで普通かなぁって思います。
見積りがとれる数ですが、このサイトは最大21社の保険会社となっています。
しかし、実際は「現在の保険の内容」「希望の保険料」「車種」などにより、平均4社~6社ぐらいの見積りが出ると思います。
ま~、比較するには、ちょうどいいぐらいの数ですね。
ただ、保険内容(保障内容)は、基本的なところでの入力項目しかないので、おおまかな見積り・比較になります。
ここで、なんとなく自分に合った保険会社が選べると思います。
ちゃんとした見積りをする場合は、後からくるメールや郵送で送ってくる資料(パンフレット)などで、気になった保険会社から再見積りをする必要があります。
そして、もう1つ有名なサイトといえば、
自動車保険一括見積もり「保険スクエアbang!」
です。ここも定番サイトですね。内容的には同じような感じで安心感があります。
どちらにするかは、ちょっと見てみて、その人のなんとなくの好みでいいと思いますね。
「一括見積もり」の注意点・ポイント!
ほとんどの一括見積サイトは、基本的(最低限)の「保障内容」での見積りが送られてくるので簡単な比較になります。
理由としては、細かい特約などの設定が多すぎると入力が難しくなるってことから省いているというのもありますが、単純に保険料を安く見せようという事もあると思います
代理店型(東京海上日動や三井住友海上など)の保険会社は、基本の保障内容や自動でセットになる特約やオプションになる特約などは似たような感じです。
ただ、ダイレクト保険では保険会社によってかなり違う場合があります。
通常、自動セットされることが多い特約(ロードサービスなど)でも基本の保険料を下げるためにオプション扱いにしている場合ももあったりします。
同じに見える保障内容なのに極端に保険料が安くなっている保険会社は、そういうその可能性がありますね。
保障内容の違いで、保険料が下がるのは「保険料が安い」とは言わないので比較する時には気を付けるポイントです!
なので、簡単な見積りが出た全ての保険会社から資料を取り寄せて、細かい保険内容(保障内容)まで比較して、同じような保障内容で再見積りをすることが大事です。
車屋が思う「最低限入っていたほうがいい保障」
「一括見積もりサイト」で保険料を比較しようって人は、やっぱり保険料を安くしたいという理由が1番ですよね。
なので、必要最低限の保障内容でイイって考えている人が多いと思います。
ただ、どれくらいの保障内容が最低限必要なのか、基本の内容ってどんなものなのかっていうのを理解している人って少ないと思います。
そこで、車屋の保険代理店が「最低これぐらいの保障は必要」って思う内容は、
基本のセット内容
- 対人賠償 : 無制限
- 対物賠償 : 無制限(免責0円)
- 人身傷害 : 3000万(契約車両の搭乗中のみ)
- 車両保険 : 車種より任意
特約(オプション)
- 対物超過修理費用特約
- 弁護士費用特約
- ロードサービス(基本は自動セットが多いけど確認が必要)
って感じですね。
その他、いろいろな特約がありますが、最低この内容で入っていれば事故が起きた時にはだいたい対応できると思います。
詳しくは ↓↓↓
まとめ
やっぱり、一括見積もりサイトって「ちょっと不安、後々メールなどが多く来て面倒くさくなるかも」などのイメージがあると思います。
たしかに、サイトによってはその通りかもしれないです。
ただ、サイト選びをしっかりしていれば、不安イメージ(デメリット)よりもメリットが大きいって思います。
やっぱり1番のメリットは、
同じ保障内容の見積もりを保険会社ごとに取るのは大変だけど、簡単に一括見積もり(一括請求)が出来きて楽といったところです。
正直、保険代理店をしているおっさんからすれば、「簡単に保険料が分かるっていうのは、うっとおしいサイトやな」って感じです(^^;)
でも、お客様からすれば簡単にいろんな保険会社の保険料を比較出来るってことは、すごく良いことやと思います。
もちろん、自動車保険選びは保険料だけではなく事故が起きた時の保険会社の対応も重要なポイントになります。
それに保険料だけで保険会社を選ぶのは、おっさんからしてみれば少し違うかなぁって思います。
ただ、1番最初は「保険料」から選んでいくのは当たり前かもしれないです。
そういう意味でも「一括見積もりサイト」は便利で役に立つサイトやと思います。
ま~でも、保険代理店としては自分の店のお得意様には、こんなこと口が裂けもても言えないですけどね(^^;)