スペーシア(MK54S/MK94S)メーカーナビで走行中にTV視聴・ナビ操作を出来るようにする

スペーシア メーカーナビで走行中にTV視聴・ナビ操作を出来るようにする 取付・加工・作業いろいろ

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

新車販売したスペーシアカスタム(MK54S/MK94S)で、走行中に「ナビのTVを見られるようにする」「ナビ操作を出来るようにする」作業一式です。

この車両に取り付けられているナビはメーカーオプションナビの「全方位モニター付きメモリーナビ」です。

このメーカーオプションナビ(新車組込済み)は走行中の「TV視聴」「ナビ操作」の制限(の仕組み)が別々になっているので、2つの作業になります。

車種は、スペーシアカスタム(4AA-MK54S)グレード:HYBRID XSターボ 年式:2025(R7)年
今回は、メーカーオプションのナビのお話です。ディーラ-オプションのナビでは配線や解除の仕組みが異なります。(簡単です)

ディーラ-オプションの場合はこちら ↓↓↓

スズキの純正ナビのテレビを配線加工で走行中でも見られるようにする
スズキの純正ディーラーオプションナビは、TVキットなどを買わなくてもナビ裏の配線1本を加工するだけで走行中でも「TV視聴」「ナビ操作」が出来るようになります。配線加工自体は簡単なので自分でやれば0円で出来ます。
この記事は運転者以外の同乗者が走行中にTVを見れるようにする方法の説明です。運転者が走行中にTVを見たりすることはダメです。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

TV視聴・ナビ操作の制限の仕組み

スズキのナビでは「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」でTV視聴・ナビ操作の制限の方法(仕組み)が違っていて、メーカーオプションは

制限の仕組み
  • TV視聴は「パーキングブレーキの解除」
  • ナビ操作は「車速センサー(信号)のON」

で制限がかかります。ちなみにディーラーオプションは、TV視聴もナビ操作も全て「パーキングブレーキの解除」です。

なので、この制限の解除方法は(走行中にTV視聴・ナビ操作するには)

解除方法は
  • TV視聴は「パーキングブレーキがON」
  • ナビ操作は「車速センサーがOFF(走行していない状態)」

ってナビに誤解させてやればイイって感じです。

「TV視聴」は、配線加工で!

まずは「走行中にTVを見れるようにする」作業からです。

パーキングブレーキをかけている状態では車両側からナビのパーキング線(信号)にマイナス信号が流れて(アースされて)います。

そして、パーキングブレーキを解除すると、ナビのパーキング線(信号)にマイナス信号がいかなくなり、TVが見れなくなるって仕組みです。

なので、やり方としてはナビ裏のパーキング線をカットしてナビ側から出ている線をアースしてやれば(マイナス線かボディーに繋げれば)、常にパーキングプレーキがかかっている状態になります。

HDMIでスマホと繋げて(ミラーリングして)走行中にスマホの動画など見たい場合もこの加工でOKです

配線加工

ナビ裏の作業なので、ますはナビ本体を取り外す作業になりますが、写真を撮り忘れたのと簡単なのでここは省略します(^^;)

ちなみにナビ本体を完全に外さなくても手前に引っ張ってやればナビ裏の作業は出来ますが、ナビ本体を取り外したほうが圧倒的に作業はやりやすいです。

ナビ裏のカプラー 灰色12Pカプラー

加工するのは、ナビ裏の灰色12Pカプラーの「薄紫色(パーキング線)」になります。

パーキング線(薄紫)をカット

このパーキング線をテキトーなところ(写真のところがベスト?)でカットします。また、作業しやすいように配線回りの保護スポンジ?もテキトーに取っておきます。

パーキング線(薄紫)をアース線に繋げる

カットしたパーキング線のカプラー側(ナビ側)の線を灰色24Pカプラーの黒色(アース線)に繋げます。

または、この線を延長してボディーアースしてもOKです。ネットで売っている安いTVキットなどは、ナビ本体の横のブラケットのネジの箇所でアースする(マイナスに繋げる)っていうのが定番ですね。

まぁ、その人のやりやすい方法でどっちでもOKです。

これで、ナビでは「常にパーキングブレーキがON」の状態になります。

配線の絶縁処理をする

あとは、絶縁処理をして(配線テープをまいて)配線をキレイにまとめ直して「走行中にTVを見れるようにする作業」は完了です。

加工せずにTVキットを買うなら

「作業(加工)は簡単そうだけど、配線を切ったりしないでもイイ(カプラーを割り込ませるタイプの)TVキットのほうがいいかな」

って人の場合は、ネットでよく売っている

こんな感じのモノになりますね。(メーカーオプションナビ用のモノ 12Pカプラー)

ちなみに価格帯は幅がありますが、基本的にはどれもほぼ同じようなモノ(仕組み)なので、安いモノでぜんぜんOKやと思います。

ただおっさんは、パネルを外してナビ本体を取り外せるぐらいの人やったら、配線加工(アースに繋げるだけ)なんてホント簡単なので、配線加工のほうがイイと思いますど(^^;)

「ナビ操作」を出来るようにする

今回、「走行中にナビ操作を出来るようにする作業」も配線加工(車速信号の線にスイッチの取付け)でやろうと思ったんですが、新車なのでキャンセラーを購入しました。

ナビキャンセラー

購入したのは「エンラージ商事 ナビキャンセラー」って商品で特徴(選んだ理由)としては

この商品選んだ理由
  • ステアリングスイッチの操作(VOLスイッチ)でナビ操作 ON/OFF出来る
  • ナビ操作ON後、約3分経過で自動的にOFFになる
  • 後付けのON/OFFのスイッチを取付けなくてもいいので見た目がスッキリ

で、簡単に言うと「後付けスイッチもないので純正の機能っぽい」ってところ。それと、同じような商品のなかでも価格が安いってところです。

たぶん、現在のナビキャンセラーなどはこういう「既存のスイッチ(ステアリングスィッチなど)を利用したモノ」が主流かもしれませんね。

それと、エンラージ商事ってこの手の商品に関してはけっこう有名やと思うので、他のモノと比べて価格が安くても商品の信頼度(安心感)っていうのは大丈夫かなって感じです。

キャンセラーの取付け

ナビキャンセラーの取付け

ナビキャンセラーの取付けは簡単で、ナビ裏の灰色24Pカプラーに挿すだけです。そしてキャンセラーのカプラーをナビに挿すだけです。(カプラーオンってやつです)

ナビキャンセラー

あとは、キャンセラーのユニット(みたいな箱)を固定して走行中にカチャカチャ音がならないように周りの配線もキレイにまとめて作業は完了です。

ナビキャンセラーのデメリット(リスク)って?

スズキのナビキャンセラー(走行中にナビ操作が出来るようにするモノ)は、ナビの車速信号を一時的にカットする仕組みなので、ナビ画面では自車は止まった状態になります。

これが「ナビの自車位置がズレる」「ナビに何かしらのエラーが起きるかも」などのデメリット(リスク)があるって言われます。(とくに新車ディーラーの人が)

でも、キャンセラーのスイッチをOFFにすれば、自車位置はGPSの補正ですぐに(数秒~数十秒?)戻るので、そんなに困ることもないと思います。

例えば、大きな立体(地下)駐車場などに入ってGPSの電波が入らなくなりナビの自車位置が大きくズレても外に出ればすぐに自車位置が戻る(補正される)ってのと同じですね。

それと「ナビに何かしらのエラーが起きるかも」っていうのも、実際はほとんど聞いたことがないので、ON時は誤動作が少し起きるかもしれませんがOFFにすればすぐに戻ると思います。

なので、このスペーシアのメーカーオプションナビに関してはナビキャンセラーを付けてもとくに何かを気にする事はないと思います。

まとめ

スズキのメーカーオプションナビに関しては「ナビ視聴」と「ナビ操作」で別々の制限解除方法になるので、ちょっと面倒くさいです。

ただ、作業(制限の仕組み)自体は昔からのやり方と同じなので簡単です。(パネル類を外してナビ本体を取り外すほうが面倒くさいです)

なので、「お金をかけたくない」「出来るなら自分でやってみたい」って人は、ぜひ挑戦してみて下さい。

っていうのも、店に全部任せてやったもらったら、部品代と工賃がけっこう高いですから…

純正カーナビで走行中にTVを見れるようにする!TVkitや配線加工
純正カーナビで走行中にTVを見れるようにする方法としては「新車購入時にディーラーに依頼する」「カー用品店・ネットでTVキットを購入・取付けを依頼するか自分で取り付ける」「費用をかけずに自分でナビの配線を加工して見れるようにする」の3つです。
車屋のおっさん

大阪で中古車販売店・損害保険代理店をやっています。
車屋としては、そろそろベタランぐらいの歴になるけど、気持ちは永遠の中堅!車業界の常識も日々変わってきているので毎日が勉強やと思っています。

車屋のおっさんをフォローする
取付・加工・作業いろいろ
この記事が気に入ったら最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
スポンサーリンク
スポンサーリンク