寒い時期になってくると運転していて気になるのが車内の乾燥ですよね。
寒いから当たり前のように暖房(エアコン)を付けていると、さらに車内の湿度が下がってきて気になってしまうぐらいになると思います。
とくに旅行や仕事などで長時間、運転していると、
「アカン、なんか喉が痛くなってきた、こりゃ喉やられるわ~」
って感じになったことのある人も多いんじゃないでしょうか。
こんな時は、飲み物で喉を潤したり、ちょっと窓を開けて空気を入替えたり、エアコンを調整したりするのが一般的な対処方法やと思います。
ただ、小さなお子さんがいるご家庭であれば旅行など長い間、車に乗っているのってちょっと心配なってきますよね。
ま~、なかなか「乾燥していると思ったら言ってや、喉が痛くなる前に」なんて言っても小さな子どもさんは分からないですもんね。
そこで、おっさんがよくママンさんドライバーのお客様にオススメする車内の乾燥対策アイテムを説明していきます!
ベタで簡単なのは、車(卓上)用の加湿器
乾燥対策としては、車だからといって特別な方法っていうのは、とくに無いです。
基本的には、ご自宅でされてる乾燥対策のやり方とほぼほぼ同じ考え方でOKです。
違いといえば、車内(室内)が家と比べて極端に狭いこと、エアコンの風が直接当たりやすいってところです。
そして、対策方法としてはその人それぞれの乾燥予防や対策はあると思いますが、やっぱりベタで効果的なのは「湿度を上げる事」やと思います。
ま~、手っ取り早いのは車内に「加湿器を置く」ってが一番効果のある方法ですね。
ただ、加湿器といっても車用の加湿器は家庭で使われているような大層なモノではなく、ちょこっとした簡易的な(車用や卓上用の)ミニ加湿器です。
どんなタイプの加湿器がいいの?
車用の加湿器といっても、ま~いろんなタイプがあって多くの商品が売られています。
ただ基本的には、電源を車(USBやシガーソケット)からとるタイプがほとんどで大きく分けて、
- アクセサリー(シガー)ソケットに直接刺す一体型の小型タイプ(電源はソケット)
- カップホルダーに置けるボトル(卓上)タイプ(電源はUSB接続)
って感じの商品がほとんどでやと思います。
そして価格によって、容量やデザインの違い、追加(付加価値)で「フィルター内臓」「アロマ」「マイナスイオン」などの機能がある商品があります。
ボトル(卓上)タイプがおすすめ!
とりあえず、おっさんのおすすめはUSB電源の「カップホルダーに置くボトル型」です。
おすすめの理由としては、
- 小型タイプに比べると貯水容量が大きい、効果(噴霧量)が大きい
- 安い商品であっても加湿設定(調整)などの機能があるモノが多い
- 充電式(USB)のモノもあって電源の位置に困ることも少ない
って感じで、単純に使い勝手がイイってところです。
っていうか、最近はこのタイプが主流になっているので、とくにこのタイプがダメ(車に合わない)っていうので無ければコレがいいと思います。
それに価格帯も安いモノから高機能の高いモノまで、いろんなモノ(デザインなど)が売られいているので自分の好みで選びやすいですね。
ソケットに挿す小型タイプは?
アクセサリー(シガー)ソケットに刺すだけの小型タイプは、場所も取らず簡単に取付けられて便利かもしれません。
ただ、やっぱり容量が小さいので効果(機能)が少なく「なんちゃって商品」って感じのイメージです。
悪くはないですが、やっぱり使う目的が「乾燥対策」なので、なるべく車内の湿度を上げれるモノのほうがイイと思います。
ま~、車内が広い1BOXなどでリア席にソケットが付いているのであれば「ちょこっとリア席用」って感じでも使えるので便利でイイですけどね。
付加価値な機能って必要?
あと、追加の機能やデザインですが、ここは単純に「予算(価格)と使う人の好み」で選んでいいと思います。
商品の基本機能が「加湿器」であれば何でもいいです。
とくに「アロマ」の機能も付いている商品も多いですがコレは完全に使う人の好みですね。
ただ、「マイナスイオン」などの機能は、そこそこ高い商品であっても効果は薄い(実感できない)と思うので、どうかなんやろって感じです。
おすすめのミニ加湿器はこんな感じ
とくに加湿器に関しては「この商品がオススメ!」っていうモノは無いですが、こんな感じのモノでいいんじゃないのかなぁっていうのは、
気になる価格帯ですが、2,000~3,000円ぐらいのモノで、機能的なところは十分じゃないかと思います。
とりあえず、車内用としての選ぶポイントとしては、
- 持続時間がそこそこ長い(5時間~)
- 加湿のパターンが選べる(加湿が常時か定期的かなど)
- 自動停止機能(空焚き防止)がある
- 自分の車のカップホルダーに置けるかどうか(置き場所があるかどうか)
- 車で使うための自分に必要な付属品が付いているかどうか
ってところですね。
この中の一番のポイントとしては「自動停止機能(空焚き防止)」です。
けっこう車内用品は置きっぱなし(ほったらかし)になることがよくあるので、安全の為にもこの機能は必要かなぁって感じです。
ま~、この手の商品の機能は、だいたい同じような感じなので予算(価格)と見た目で選んだらいいんじゃないでしょうか。
ちなみに壊れやすさ(耐久性)ですが、もちろん価格に比例するってところもありますが安いモノでもあまり心配することはないかなぁって思います。
そこそこ価格の高い日本メーカー製のほうが信頼感はありますが、正直この手の商品は価格(実売価格)よりも運かなぁってところが大きいと思います。
車用品というよりも家電製品と同じような感じですね。
車用 加湿器 の価格を調べる!
車内での加湿器の使用は良くない?デメリットは?
車内で加湿器を使った時のデメリット(不具合)で良く言われるのが、
- 窓ガラスが曇って視界が悪くなる
- 結露が発生してカビが発生しやすい
- 電気部品(カーナビや精密機器など)が湿気で悪影響
ってところです。
たしかに、それだけで言えば加湿器により車内の湿度が上がれば、このような事が起きる可能性はあると思います。
ただ、これは車内の設定温度と湿度(加湿器の設定)で大きく変わってきます。
それと、車種(室内の広さ・形)や車内の使い方(汚れ具合)によっもて大きく変わってくると思います。
なので、加湿器を使うことによってと言うよりも、エアコンと加湿器の使い方(設定)によってはデメリットも出てくるって言ったほうが正解です。
例えば、小さい車で暖房も暑いぐらいガンガン付けて加湿器も常時動かしていて、車内(窓ガラス)も掃除してなく汚れているとします。
そりゃ~、そういう状況(環境)であれば、窓も曇りますし結露も出来ると思います、電気部品にも影響するかもしれないです(^^;)
ようは、エアコン(車内)の温度と設定、その加湿器の使い方です。
過剰な使い方ではなく必要に応じて適正にほどよく使っていれば、そんなに気にすることはないと思います。
ただ、やっぱり加湿器を使うと窓ガラスは曇りやすくなるので、注意は必要ですけどね。
まとめ
車内での一人一人する乾燥対策・予防は、用品などを買わなくてもいろいろあります。
ただ、車内全体の乾燥対策としては、簡単に湿度を上げられる加湿器を使うのが楽で簡単やと思います。
どちらかというと、運転者(自分)よりも同乗している人や子供(家族)のために乾燥対策のアイテムを置いておくって感じですね。
ま~、車用(卓上用)のミニ加湿器は車用品の中でも、さほど価格は高くないので“気軽に買ってみたら”って部類のモノかなって思います。
なので、冬場の車内の乾燥が気になったら一度試してみたはどうでしょうか。