車の用品ってネットで買うのが安いけどそれって本当にお得?

車の用品ってネットで買うのが安いけどそれって本当にお得? カーナビ・ETC・電装品

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

車の用品(部品)や社外メーカーの電装品(ナビなど)を買おうと思った時に、まずはネットで価格を調べたりする人って多い(ほとんど)ですよね。

この時代、どんなモノでもネットで簡単に内容や価格などを調べられますもんね。

でも、車の用品って、やっぱり実際にカー用品店に行って、自分の車に合うかどうか店員に話を聞いたりして買いたいと思っている人も多いと思います。

ただ、価格比較サイトで調べてその価格帯を基準に「これぐらいの値段なんやぁ」って思いながらカー用品店や車屋に行ってみると

「え、こんなに値段違うの? ネットで買う方がだいぶ安いやん!」

って感じになることも多いと思います。

まぁ、価格の安いケミカル用品や室内の小物アクセサリーなどは、店舗とネットとの値段の差はあまりないと思います。(逆に店舗のほうが安い?)

でも、価格が高い用品や知識や技術がいる取付作業が必要な社外品パーツなどは、店舗で買うよりもネット販売のほうが圧倒的に安かったりします。

なのでやっぱり、そういう価格の高いモノほど出来れば安く売っているネットで買いたいと思いますよね。当たり前ですけど(^^;)

でも、車の用品や部品の買い方って「高いモノほどネットのほうがけっこう安く買えるからお得!」っていう単純な考え方ではないんですよね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

カー用品はトータルの費用で考えるのが正解!

おっさんも、よくお客様からスマホでネットショップの商品画面を見せられて

「このパーツ、ネットでこれぐらいの値段やねんけど同じぐらいでいける?」

って聞かれたりすることが多いですが、ほとんどの場合

「それかなり安いですよ、ちょっと無理ですねぇ。すいません(汗)」

って、なることが多いです。

やっぱり、モノ(商品)の価格だけでいうとネットショップには勝てないですね。っていうか、同じ価格に合わせるのも難しいです。

ただ、取付作業(工賃)が必要なモノで店に取付を依頼するのであれば、「ネットで買うほうが安い」っていうのは話が少し違ってきます。

おっさんの店では、お客様がネットで用品を買って取付作業を依頼されることがあります。

いわゆる「部品持ち込みでの取付(交換)作業」ってやつですね。

おっさの店はお得意様の依頼であればOKですが、一言さんであればお断りしています。

たぶん、部品持込みの作業依頼だけって店によって対応はバラバラですが基本的に嫌がる店が多いと思います。

持ち込みお断りの店もあったり、持ち込みOKの店であっても工賃が通常より高く(割引無しや基本以上の工賃)になることが多いです。

しかも、その店で商品を買っていないので、取り外した部品(とくに処分に困る大きな部品)の処分に費用がかかったり、持ち帰りになるという場合もあります。

カー用品店や車屋は、部品の販売と取付作業はセットが基本っていうのが一般的なので、部品だけの価格でネット販売に競合しようって考えはあまりないですね。

でも、ネット販売の安い価格を気にしていない店はないので、商品価格以外のことで安くしたりサービスをしたりといろいろ考えています。

なので、取り付ける部品や工賃設定によって違いますが、商品価格だけではなく

部品代+工賃+アフターフォロー+手間や時間+その他のサービス

などのトータルで考えたほうがいいと思います。

「ネットで安く買っけど近くに取付してくれる店が無く、遠い店まで行って取付してもらったけど工賃も高く結局、近くの店で全部任したほうが安くついたかも」

って、いうの話をよく聞いてりしますので。

面倒くさいかもしれないですが取付作業(工賃)が必要な部品を買う時には実際に店に行って工賃などを調べておいたほうがいいと思います。

そして、ついでに分からない事など、いろいろ相談してネットで購入するのと、どちらがお得なのかよく調べてからのほうがいいですね。

ネットでは安いだけ粗悪な類似品が多い!

ネットで調べていると、見た目や内容も同じようなモノって数多く売られてます。

とくに「ブレーキパッドやベルト関係の消耗部品」や「古くなるとよく壊れたりする部品の補修パーツ」などはいろいろな種類・価格帯のモノが売られています。

いわゆる「純正や社外品(有名メーカー)の類似品」っていうモノです。

「純正同等品」「品質保証」などの内容やけど、価格は通常の半額以下だったりします。

消耗品・補修パーツや見えない場所に取り付ける部品などは「性能が同じぐらいなら安いのでええかぁ」って、なっちゃいますよね。

たしかに、実際に価格が安くても性能や品質も十分っていうモノも売られていますが、それ以上にダメなモノも普通に売られたりしています。

よく聞く話で、ネットで安い消耗品を買って失敗したって例は

「価格は純正部品の半額ぐらいで社外同等品をネットで買ったけど実際の性能や寿命は、それ以下だった…」

っていうのがあるあるですね。

正直、ネットでの類似品などの安い商品の良し悪しってネットでの口コミぐらいでしか判断が出来ないので「はずれ」を引く可能性も大きいです。

それに、安くネット販売している店って「販売しているだけ」の店がほとんどです。

車関係の専門店であっても商品の知識も少なく、機能や性能などの相談やクレームにも対応していない(出来ない)ことが多いです。

なので、車関係の用品・部品のネットでの購入は全て購入者の自己責任になることが多いので、その辺りを考えながら購入する必要があります。

取り付けた後の不具合(故障)の費用は実費が基本

自分で安い部品や用品をネット購入して、カー用品店や車屋などで取付を依頼するケースで、よくある失敗例(トラブル)が

「部品を取り付けた後のすぐの不具合(故障や初期不良)」

で、よくあるのは「カーナビなどの電装品」「激安タイヤ」「消耗部品」です。

とくにカーナビなどの電装品は、家電専門のネットショップのほうがかなり安く売っていたりするので、そういう店で買う人も多いと思います。

その場合、取付は自分で取り付ける人も多いですが、専門的な知識が少し必要になるので店に依頼する人も多いと思います。

ただ、店に取付だけ依頼して、その後カーナビが故障した場合どうなるかというと、また費用を払って取外し取付をしてもらうってことになります。

そして、自分でメーカーに連絡して修理(保障修理やクレーム)を依頼(修理手続き)することになります。

もちろん、郵送費は実費ですし、代替え商品なんてないです。

それに保障修理の場合であっても、基本的にはメーカー依頼が基本で購入したネットショップは修理窓口にはなってくれないことがほとんどです。

よくある「初期不良や修理に関する事はメーカーにお問合せ下さい」ってやつです。

それと取り付けた店側(車屋)からしても、取付を依頼されただけなので商品に関する不具合などのアフターサービスは別話っていうのが基本です。

けっこう、よくある話でユーザー(お客様)からすれば、かなり面倒くさい手続きになっちゃいます。

これがタイヤや車両の重要部品であれば、もっと面倒くさい事になると思います。

なので、仮に取付後に不具合(故障)が起きた時の事も購入の比較の1つとして、安く買えるネット購入か店舗での購入かを考えることが大事やと思います。

ちなみに、ネットで買ったモノなどの持込み取付け修理に関しては↓↓↓

部品の持込みの取付けや交換って断られたり工賃が高くなるのは何故?
部品を自分で買って取付け・交換を店に依頼するっていう「持込みでの作業」って断られたり、通常の工賃より高かったりする店って多いですよね。これ何故かというと理由はいつくかありますが、大まかに一言でいうと「面倒くさい」からです。
ネットで購入したカーナビや電装品のメーカー保証修理の手続きって簡単なの?
自分でネットなどで買ったカーナビや電装品などが保証期間中に故障した場合、メーカー保証修理の手続きってどうしたらいいのか?ってところですが、基本的には自分で「車から取り外し」「修理会社に送る」など全ての段取りをしないといけないです。

まとめ

正直、おっさんの経験からいうと、ネットで安く買うのがお徳なのかどうかは買うモノ(用品や部品)によってかなり違ってくると思います。

それと、それぞれその人の買い物に対する考え方ですね。

「安く買うんやから調べたり比較したりする手間と購入後のリスクはあるやろ」

って思える人は、あまり失敗したって思うこともなくお得と感じられると思います。

その逆に、「面倒くさいのは嫌やけど、安いほうがいい」って感じの人であれば、車の用品・パーツなどはネットで買わないほうがいいかもしれません。

正直おっさんの経験上、こんな感じの考え方でネットで購入した後に失敗したって思う(グチをこぼす)お客様が多いですね。

なので、車屋の立場から説明するとすれば

「車の用品・部品は、安易に安いからといって簡単に選ぶ(買う)と、後で逆に高い買い物になった」

ってことになる可能性がけっこう高いかなぁって思います。

車屋のおっさん

大阪で中古車販売店・損害保険代理店をやっています。
車屋としては、そろそろベタランぐらいの歴になるけど、気持ちは永遠の中堅!車業界の常識も日々変わってきているので毎日が勉強やと思っています。

車屋のおっさんをフォローする
カーナビ・ETC・電装品
この記事が気に入ったら最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
スポンサーリンク
スポンサーリンク