シャトルのフロントスピーカーをパイオニアのTS-F1740SⅡに交換

シャトル(GP7)のFスピーカーをセパレートタイプの社外品に交換 おっさんの独り言

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今回はお客様の部品持込みで、ホンダ シャトル(GP7 後期型)のフロントスピーカー(純正)をパイオニア(カロッツェリア)のセパレートタイプ(トィーターが別体)に交換です。

純正のフロントスピーカーは、フロントドア内にあって一体型(フルレンジ?)なんですが

「せっかく社外品に交換するんだったら、セパレート(トィーターが別体)がイイかな」

ってところでトィーターを少しでも上の方に設置して、より中高音のリアル感(メリハリ)を出したいって感じですね。

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TS-F1740SⅡ

お客様が持ってこられたのスピーカーは「パイオニア(カロッツェリア) TS-F1740SⅡ」

パイオニアのカスタムフィットスピーカー(純正交換タイプ)はグレードが3種類あって、上から「V」「C」「F」で価格がお手頃な「エントリーグレードのFシリーズ」のセパレートタイプになります。

エントリーグレードと言っても「純正は音がショボいから社外品に」って感じなら、このFシリーズのスピーカーで「ぜんぜん音が良くなった!」ってなると思います。

正直、オーディオにかなりの(趣味的な)こだわりが無ければ、上のグレードの良さ(音の差)もそんなに分からないし価格が高いのでコレで十分(おすすめ)やと思います。

新型(現行)モデルはコレ TS-F1750S

カスタムフィットスピーカーのFシリーズが2025年10月にフルモデルチェンジしました。

何故このFシリーズだけモデルチェンジしたのかというと売れ筋グレードなので、たぶん「価格の値上げ」と「最新の車種の取付対応(付属品変更)が大きな目的じゃないかと思います。もちろん、説明では内容(性能?コンセプト?)もけっこう変わった感じですけど。

なので、付属品の取付けブラケットなどが必要なくて(前モデルのモノでも使えて)、前のモデルが安く売っているのであれば、そっちのほうがお得かなって思います。

インナーバッフル UD-K534

インナーバッフル UD-K534

シャトル(ホンダ車)に社外品スピーカーを取り付けるには取付けブラケットが必要で、このスピーカーには取付けブラケットが付属しています。

ただ、付属の取付けブラケットを使うよりもブラケットの代わりにもなる「インナーバッフル」を取り付けることにより、かなり音の感じ(低音の伝わり方?)が変わってきます。

正直、高いスピーカーだけを取付けるのであれば「安いスピーカー+インナーバッフル(出来れば+デッドニング)」のほうがよっぽど効果的やとおっさんは思っています。

ってことでインナーバッフルも一緒に取付けで、持って来られたのはパイオニアのスタンダードパッケージ(お手頃価格)の「UD-K534(ホンダ/三菱/日産車用)」です。

ウーファーの交換(取付け)

防振パッキンの取付け

インナーバッフル UD-K534の裏面

作業に入る前に(忘れないうちに)、スピーカー(ウーファー)の裏に付属の防振パッキンを貼り付けておきます。

付属のブラケットを使うのであれば、同じように裏面に防振パッキンを貼り付けるんですが、インナーバッフルはもともと貼られていましたね。

ドアの内張りと純正スピーカーを外す

インナーハンドル部の取付ネジを外す

パワーウィンドスイッチを外す①

パワーウィンドスイッチを外す②

パワーウィンドースイッチを外したところにあるネジを外す

それでは交換作業ですが、まずはドアの内張り(ドアトリム)を外します。

ドアの内張りを外す手順としては

ドアトリムの外し方
  • 1.インナーハンドル部のネジを外す
  • 2.パワーウィンドースイッチパネルを外す
  • 3.パワーウィンドースイッチを外したところにあるネジを外す
  • 4.ドアトリム(内張り)を手前にパカって引っ張って外す

ここでポイントなのはパワーウィンドースイッチパネルを外す時、けっこう硬い(隙間がなかなか出来ない)場合があるので、その時は無理やりコジたりせずに丁寧に切りかけ部分から浮かせて隙間をつくっていくってところです。

純正スピーカーを外す

グロメットも外す

次に純正スピーカーを取り外します。ネジ1本で取り付けられていて簡単に取り外せます。

そして取付けグロメットもはずしておきます。

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ウーファーを取り付ける

インナーバッフルを取り付ける

ここからが取付け作業になりますが、まずはウファーからの取付けでインナーバッフルを付属のボルト・ナットで取り付けます。

付属の変換コネクターと取り付ける

そして、車両側のスピーカーコネクターに付属の変換コネクターと接続して、接続部にクッションテープを巻きます。

TS-F1740SⅡの配線を通す

次にスピーカー付属の配線(ネットワーク分岐配線)の作業ですが、ドア側の車両配線に沿って通していきます。

そして、車両側のスピーカー配線と付属配線を繋げて、余った配線を配線テープとタイラップ(結束バンド)でまとめていきます。

付属のスピーカー配線をまとめる

まとめた配線を邪魔ならないように固定する

社外品って、いろんな車種・取付け方に対応するために配線はけっこう長くて、余った配線をテキトーにまとめて固定してしまうと内張りを取り付ける時にその配線の束が邪魔になってしまう場合があります。

なので、車種によっては内張りの裏の隙間も見ながら、どこで配線をまとめて固定したら邪魔にならないかって考えながら作業したほうがいいですね。

ウーファーの余った配線とコネクターをまとめて固定には気を付ける

ウーファーの余った配線とコネクターをガラスに当たらないように固定する

それと、スピーカー裏の配線(変換コネクター)を車両側の配線に固定するんですが、窓ガラスを下げた時の当たらないように固定しないといけません。

まぁ、大丈夫やろうって思って作業するんじゃなくって、実際に窓ガラスを下げてみたりして確認しながら作業したほうがイイですね。

ウーファーと取り付ける

最後にウーファー本体と取付け、ウーファー部とドア内の配線作業は完了です。

ちなみにこの車種は、インナーバッフルの取付け説明書に「インナーバッフルは下側いっぱいに寄せて固定し、ウーファーの裏の端子は上方向になるように取付け」って書いてあったので、そのとおり(裏から見た時に文字が逆さま)に取付けしました。

このインナーバッフル使用時「取付け面からの水漏れ」や「スピーカーとドアの鉄板部分に干渉」したりするのを防ぐ為みたいです。

トィーターの取付け

今回、トィーターを取り付ける場所は「ドアの内張りの出来るだけ上のほう(それでいて邪魔ににならないところ)」にしました。

まぁ理由は、ダッシュボードに置くのも見た目がイマイチだっだし、ドアにちょうど良さげな場所が平らで取り付け出来そうだったからですね。

トィーター取付け位置を決める

型紙でマーキングした箇所に穴を開ける

最初にトィーターの取付け金具と配線を通すための内張りに穴を開けます。

取付け位置を決めたら付属の型紙を貼り付けて穴を開ける箇所をマーキングして、ドリルで穴を開けていきます。

ただ、ちょうどこの位置の裏が蓋になっていてキレイに穴あけ出来なかったけど、見えなくなるのでこれでOKにしとこう(^^;)

トィーターの取付け金具を取り付ける

トィーターの線も穴から裏に通していく

次に、トィーターの取付け金具を取付けていきます。

そして、トィーター本体の土台の部分を取り外して頭の部分だけにして、トィーターの配線を穴から裏側に通します。

あとは、トィーター本体を取付け金具にクィっと回しながら止めて、ドアの内張りにトィーターを取付けの作業は完了です。

内張りの裏のトィーターの配線はまとめておく

ちなみに内張りの裏に通したトィーターの配線もそこそこ長いので、邪魔にならないように少しだけまとめて貼り付けておきます。

最後に内張りのトィーターの配線をドア内の配線と接続して、内張りを元通りに取付けてスピーカー交換は完了です。

トィーターをドアの内張りに取付け

まとめ

やっぱり、シャトルに関してはトィーターをダッシュボードの端っこに置くよりドアに取り付けたほうが見た目は正解かなって感じですね。

ただ、取付けの時間(面倒くささや難しさ)は、ダッシュボードに設置する(両面で貼り付け)場合とあまり変わらないかなって思います。

まぁ、トィーターの設置場所はユーザーの見た目の好みってところですね。

それと音の変化に関しては純正と比べてもちろん良くなったけど、おっさんは車のセパレートスピーカーってあまり好きじゃないので何とも言えない感じです(^^;)

お客様は、思っていた感じ!(予定通り)になるんじゃないかなって思います。

車屋のおっさん

大阪で中古車販売店・損害保険代理店をやっています。
車屋としては、そろそろベタランぐらいの歴になるけど、気持ちは永遠の中堅!車業界の常識も日々変わってきているので毎日が勉強やと思っています。

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おっさんの独り言取付・加工・作業いろいろ
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