車庫証明 使用承諾書の代わりに賃貸借契約書のコピーでOK?

車の登録/手続き・税金

車の購入時や引っ越しなどで、車検証の名義(住所)を登録(変更)する時の登録に必要な書類の1つに「車庫証明」が必要になります。

正式な言い方は「自動車保管場所証明」です。

軽自動車の場合は、車の登録時に必要ではなく登録後に警察署に届出をしないといけないので「自動車保管場所届出」になります。

車庫証明は、管轄の警察署に申請して発行してもらいますね。

申請に必要な書類は、

  • 申請書 (自動車保管場所証明申請書 軽自動車は保管場所標章交付申請書)
  • 所在図 配置図
  • 自認書 (駐車場の土地・建物の所有者が申請者の場合。自己所有の家の車庫など)
  • 使用承諾書 (マンション駐車場や月極め駐車場などの、他人の土地・建物の場合)

が、基本になっています。

申請内容によっては追加の書類も必要になってきます。

この申請書類の中で、他の人に書いてもらわないといけないのが「使用承諾書」です。

しかし、あまり知られていないですが申請する警察署によっては、この「使用承諾書」の代わりに「賃貸借契約書のコピー」で申請することも条件次第で可能です。

そこで、「賃貸借契約書のコピー」を使って申請する場合の説明をしていきます。

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使用承諾書を書いてもらう時に費用かかる場合が多い

「使用承諾書」の代わりに「賃貸借契約書のコピー」を使う理由としては、やっぱり「使用承諾書」を書いてもらう時に費用がかかるからですね

駐車場の大家さんや管理している不動産会社に「使用承諾書」を書いてもらおうとすると何かしらの名目で費用を請求されることが多いです。

ほとんどが、「発行手数料」「ハンコ代」といった感じです。

その他に数か月分の駐車場代(賃料)を先払いを言ってくるところもあります。

「駐車場代を払っているのに、その証明で書類にハンコを押すだけでお金を取られるのはおかしい!」

って、思う人は多いと思います。

たしかに、この「発行手数料」や「ハンコ代」は法的に決まっているものではなく、「謝礼金」みたいな考え方の請求やと思います。

駐車場業界の昔からあるただの習慣ですね。

車庫申請する人(借主)からすれば、お金がかからない方法があればいいと思うのは当然ですよね。

都道府県の警察によって、対応はいろいろ

基本的には「使用承諾書」と同じ内容の証明ができる書類(賃貸借契約書)であれば、警察は認めてくれると思います。

しかし、都道府県の警察(管轄の警察署)によって「賃貸借契約書のコピー」の対応はいろいろです。

おっさんが住んでいる地域の管轄は大阪府警察で、申請で必要な書類は、

「保管場所を使用する権原を疎明する書面」となっています。

なので、使用承諾書以外の書類でも「土地の所有者(管理者)が保管場所として使用することを承諾したこと」が分かる書類であればOKということです。

そこで証明出来る書類と言えば「賃貸借契約書」ですね。っていうか、他に証明出来る書類なんてないですもんね。

ただ、「使用承諾書」が分かり易く、当たり前のようになっているので大阪の警察署も車屋などもこの「使用承諾書」が必要だと申請者(お客様)に説明しています。

実際には、ほとんどの人(申請者)は「使用承諾書」しかダメと思っていて、「賃貸借契約書のコピー」を使うケースが少ないので、警察署の窓口の人も解っていないことが多いですね。

警察署の窓口の人によっては申請した時に「賃貸借契約書のコピー」がOKなのか分からず、本部に問い合わせたりすることも多いです。

なので、「賃貸借契約書のコピー」を使える大阪でも管轄の警察署によって対応がバラバラで、普通に「使用承諾書じゃないとダメ」と言ったりする窓口の人もいます。

こういう時は、こちらから説明してOKにしてもらいますが、面倒くさいですね。

都道府県の警察でも対応がいろいろで「使用承諾書」でないと、申請を受け付けないという地域もあります。

まずは、都道府県の警察(本部)のホームページでも車庫申請手続きの説明ページがありますので、先に「賃貸借契約書のコピー」が使えるのか確認したほうがいいです。

そして、管轄の申請する警察署に電話で問い合わせて何が必要なのか、どのような証明内容が必要なのか、事前に確認する必要がありますね。

「賃貸借契約書のコピー」の提出で申請する場合の条件

「賃貸契約書のコピー」が使えたとしても、契約書の内容に条件があります。

管轄の警察署によって内容が異なることが多いですが、基本的なところは一緒です。

「賃貸借契約書のコピー」と「契約書の原本の確認」

さすがに、賃貸契約書の原本を提出をするわけにはいかないのでコピーでOKですが、申請の窓口で原本の確認が必要なので、原本も一緒に持って行きます。

管轄の警察署によっては、コピーのみで原本の確認がいらない場合もあります。

申請者名と契約者名(使用者名)が同じじゃないとダメ

車庫証明の申請者(車検証の使用者)と賃貸借契約者が同一でなければ認められません。

一般的に一緒のことが多いですが、「家族が借りていた駐車場で自分の車の車庫申請をする」などの場合は、契約者が家族になっていることがあります。

その場合は、基本的には無理です。ただ、契約書に「保管場所の使用者は○○(申請人)」のような記載があればOKです。

契約から期間が経っていれば「領収書」「支払明細」が必要

契約書を使う場合は、現在も借りていることの証明が必要になります。

駐車場を借りたばかりの場合は基本的には必要ないです。

契約から期間が経っていれば、直近の「領収書」(3か月分くらい)や振込の場合は振込先が借主と分かる振込明細などが必要になります。

警察署にもよりますが、契約日と車庫申請日が1~3ヶ月以上経っていれば、「領収書」などが必要になります。

契約書に他の車両情報が記載されているとダメ

たまに契約書に「車種」や「プレート番号」などのその場所に使用する車両情報が記載されていることがあります。

一般的な契約書の場合は、車両情報まで細かく記載されていないですね。

契約書に記載されていても申請する車両ならば関係ないですが、違う車両(過去の車)の情報であれば、認められません。

あくまでも申請する車両の貸主の承諾書類になるのでダメですね。

車両情報を後から貸主に教えないといけないこは普通にありますが、契約時には車が登録されていませんので新しいプレート番号などが分からないことが多いです。

なので、契約書に車両情報が記載されることは珍しいですね。

車庫申請時は「承諾書のみ有効」などの記載があるとダメ?

貸主も「使用承諾書」の代わりに「賃貸契約書」でも車庫申請できることは知っていますので、契約書の中に「仕様承諾書の代わりに契約書は不可」などを書いている場合がまれにあります。

その場合は、原則ダメって言う警察が多いです。

しかし、契約書に「仕様承諾書の代わりに契約書は不可」などが書かれていても実際には「保管場所を使用する権原を疎明する書面」になるので、警察が必要とする書類に間違っていないですね。

それに、警察が「契約書でもOK」となっているので、申請窓口で「こんなんおかしいんちゃうの!」ってしつこく言えば警察署によってはOKなところもあります。

まとめ

上記の説明で基本的な条件をクリアしていれば、「使用承諾書」の代わりに「使用承諾書」で車庫申請できると思います。

ただ実際には、このやり方は「裏技」みたいな感じですね。

通常の車庫申請よりも調べたり問い合わせたりするのに手間がかかりますが、「使用承諾書」にお金をかけたくないと思う人1度試してみてはどうでしょうか。

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