新車販売したエブリィ(DA17V)に社外品の「カーナビ」「バックカメラ」「ETC」の販売取付の一式作業です。
今回はお客様は法人様でガッツリ仕事用の車なので
「とりあえず、社外品でいいんで安くておススメの付けといて、お任せで!」
って感じで、シンプルナビで定番の基本的な3点セットの取付です。
まぁ、仕事で使う車のよくあるパターンの依頼のされ方ですね。
ってことで、おっさんが勝手におススメの商品をチョイスして取付しました。
車種は、エブリィV(HBD-DA17V) グレード: JOIN 2017(H29)年式
※ グレードが「PA」などドアスピーカーが無い場合は、スピーカーも取付け(購入)しないといけないです。
シンプルナビならお手頃価格のパナソニック!
今回、社外品で用意したのモノは、パナソニックで統一しました。
カーナビは、低価格(シンプル)モデルの一番人気「パナソニック CN-E300D」
今(2017年後半)の時期で「とりあえず、安いモノでいいからカーナビは付けいておきたい」って感じであればコレ一択ですね!
インダッシュタイプの2DINサイズでワンセグのシンプルナビであれば価格・性能・メーカーともにオススメの商品です。
おすすめポイントは価格っていうのもありますが、シンプルナビでは珍しい「ブルートゥース」が付いているモデルってところも大きいですね。
詳しくは ↓↓↓
今のおすすめはコレ!(2023年9月時点)
ケンウッド 彩速ナビ MDV-L310(W)7V型 (2023年4月発売)
ケンウッドの7インチワンセグのシンプル(低価格)モデルです。(180mmモデルはL310 200mmモデルはL310W)
パナソニックの現行型「CN-E330D」と同グレードになりますが、CN-E330Dは少し古いモデル(2021年2月発売)になるので、地図が新しいMDV-L310がおすすめになります。
バックカメラもパナソニック
選んだのは「パナソニック CY-RC90KD」。
理由は単純で、カーナビとメーカーを合しただけです(^^;)
正直、とくに「このバックカメラがオススメ!」ってところはないです。
このカーナビ(CN-E300D)のカメラ接続がRCA(普通の映像のピンコード)なのでカメラもRCA接続のモノであれば、どこのメーカーでもOKです。
ちなみに汎用品のRCA接続でベタで信頼性があって人気のあるメーカーは
- カロッツェリア
- アルパイン
- パナソニック
- ケンウッド
って、ところやと思います。
メーカーのよって、映し方(視野角の広さ 夜間の明るさなど)が違いますのでメーカーサイトなどで調べて自分の好みで選ぶのが一番ですね。
まぁ、メーカーと映し方(見え方)の好みが無くてネットで買うのであれば、その時に安く売っているモノを買うのがいいかなぁって思います。
現行型はコレ!(2023年9月時点)
パナソニック リアビューカメラ CY-RC110KD 商品ページはこちら
「CY-RC90KD」から「CY-RC100KD」にモデルチェンジして大幅に内容が代わり、さらに「広い視野角」になった現行モデルです。
バックカメラってモデルチェンジする期間が長く、新型が発売される時って“これからの時代に合ったモノ”って感じになっています。
なので、旧モデルのほうがイイとか、こだわり(広角の度合いなど)がなければ、その時の現行型(新型)を買っていたほうがいいと思います。
ETCは、とりあえず定番のモノで!
とくにお客様から「ナビ連動はどっちでもいい」って感じやったので、定番で安い「パナソニックック CY-ET925KD」で決まりですね。
メーカーも一緒ですし、おっさんがいつも売っている(オススメしている)単独使用のETCはコレなので、とくに選んだ理由はないです。
まぁ何も好みが無ければ、コレにしとけば間違いなって商品です(^o^)
現行型はコレ!(2023年9月時点)
パナソニック ETC車載器 CY-ET926D(ETC1.0) 商品ページはこちら
「CY-ET925KD」から、基本的な機能の変更はないですが
- 内部突起対応(本体形状の変更)
- 新セキュリティ対応
- 付属していた取付けブラケットが別売り
が変更になっています。
とりあえず、ナビ連動はしなくてもイイのであれば、今でもド定番はコレって感じですね。
バックカメラの取付
最近のスズキの車両は、バックドアハンドル(リアゲートのドアノブ)にバックカメラを取り付ける車種(ほとんど共通)が多いです。
なので純正っぽくカメラを取り付けるには純正オプションのバックカメラ取付用(純正カメラ用)のバックドアハンドルを別に用意します。
ま~、この純正部品を使うのは定番ですね。
ちなみにこのバックドアハンドルの価格は、3,740円(税込み)です。
エブリィVのドアノブ(上の元のハンドル)には色なしですが、バックカメラ用(下のハンドル)は各色が用意されていて色付きです。
ワゴンと共通部品ってやつですね。なので後ろだけ気持ち見た目がよくなります(^^;)
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社外品は別に取付ステー(取付キット)が必要
この純正のバックドアハンドルは純正バックカメラ用なので、社外品(汎用カメラ)の場合は、そのままでは(ポン付けの)取り付け出来ません。
なので、取付けステーを自作して取り付けるか、社外品カメラ用の取付けキットを購入するかしないといけないです。
今回は、予算もあまりなかったので取付けステーは自作することにしました。
まずは、カメラ用の穴の隙間から水が入らないように防水処理をします。
カメラの大きさはメーカーのよって違いますがパナソニックのカメラはけっこう小さいので隙間がそこそこ空きます。
防水処理のやり方は人それぞれで裏からガッツリ、コーキングをしたり、ブチルテープなどで隙間を埋めていくっていうやり方もあります。
ただ、おっさんはカメラの位置調整を最後にモニターを見ながらしたいのでカメラをはじめに固定する方法はせず、隙間埋めは防水テープを使いました。
取付けが完成してから水をかけて、かなり中に入るようならやり直しですけど(^^;)
次に取付ステーを作ります。
これも、人それぞれで普通に取付出来れば、とくにコレって方法はないですね。
おっさんは、店にあった余っている他の用品のステーを切って曲げて作りました。
ただ、これが面倒くさい!
簡単に出来るかなぁって思っていたら、けっこう時間がかかってしまいました…
バックドアなので、開け閉めでカメラの位置が徐々にズレてくるかもしれないのである程度、硬いステーじゃないとダメやと思いますが、硬いステーは曲げにくい!
それにカメラの位置などがあるので角度や寸法などをけっこうピンポイントで合わせて作らないといけないですし。
結果、別に費用がかかりますが、簡単にポン付け出来る社外品カメラ用の取付キットを買ったほうがぜったい楽です(^^;)
ちなみにおすすめはコレです。
FIRST CREATE バックカメラ取付キット FC-BC1
価格は少し高いですが、この取付けキットは、取付けが簡単で複数のメーカーのカメラにも取付対応しているのでおすすめです。
なにより、取付けが固定なのでカメラの角度の調整が要らない(角度が決まっている)っていうのがイイですね。
とりあえず、取り付けた感じは純正っぽくイイ感じです。あとは最後に角度(位置)調整と防水チェックです。
カメラのステー取付が終わったら、次はバックドアハンドルの取替です。
エブリィのバックドアの分解とハンドルの取替は簡単なので説明は省略です。
カメラを取り付け出来たら、カメラの配線(コード)を室内に引き込んでいきます。
まずは、バックドアの中から上のヒンジ横の室内に通っているゴムのジャバラ(ブーツ)のところまで通していきます。
そして、そこから室内に引き込んでいきます。
室内に引き込んだら、少し天井をめくって、そのまま室内の天井の裏から左フロントピラーまで、ス~っと通していきます。
天井裏の通し方(配線の配置)ですが、室内に配線がブラ~ってならなければ、どんな通し方でもOKやと思いますが、これまた人それぞれですね。
おっさんはお金をもらっての作業なので、カタカタ音が出ないように元から通ってある配線にかまして(固定して)通しました。
フロントピラまで引き込んだら、とりあえずカメラの配線の引き込み作業は完了。
次のカーナビの取付をする前に配線を通すためにバラした内張などを元に戻します。
取り外したクリップなどの付け忘れないために(^^;)
ちなみに、ここでおっさんがジャバラのゴムや室内に配線を通すのに使うのは「大きめのタイラップ」と「適当な太さと硬さのワイヤー」の使い分けです。
この辺りは、自分の使いやすいモノを使うのが一番ですね。
最後にバックドア内の余ったカメラコードを他の配線と一緒にまとめていきます。
とりあえず、コードは遊んで(揺れて)カタカタ音が出ないようにって感じです。
カーナビ・ETCの取付
エブリィVはラジオ又はCDプレーヤが標準で、オーディオパネル(ガーニッシュ)の形状が違うので、ナビ用の純正パネルを用意しないといけません。
オーディオガーニッシュ(7インチ 2DIN用)価格は3,800円ぐらいです。
これもワゴンと共通部品なので、少し見た目が良くなりますね。
まずは、車両内での作業の前にカーナビの電源ハーネスとスズキ用の変換カプラーを繋いでまとめときます。
そして、まずはフロントガラス周りのナビのワンセグアンテナとGPS、ETCのアンテナを同時に取付ていきます。
この辺りは、とくに説明することもなく写真も撮ってないのでガッツリ省略です(^^;)
そして左のフロントピラまで引き込んでいるバックカメラのコードと一緒にアンテナ類のコードをオーディオ裏まで引っ張っていきます。
エブリィのオーディオの裏は十分なスペースがあるので配線やカプラーのまとめ場所など考えずに作業できます。
カーナビの電源ハーネスを車両側カプラーと繋げて、バックカメラ・ETCの配線やアンテナコードと一緒にキレイにまとめていきます。
おっさんは「カタカタ音防止」「今後の追加で取付する電装品の作業のしやすさ」「見栄え」のためにしっかりと配線をまとめるほうですね。
あとは本体を取り付けて接続チェックをして問題なければ、オーディオパネルを取り付けて完了です!
ちなみにETCの取付位置は、おっさんの勝手な判断でハンドルの左下にしました。
理由としては、ETC専用の取付ポケットもなく仕事用で乗る人が変わったりするので、ETCカードを入れるのが楽で目立たない場所ってところです。
乗る人が1人でカードも入れっぱなしであれば、グローブボックスの中に取り付けてもイイかもしれませんね。
一通り、取付が完了したらバックカメラの位置合わせとバックドアハンドルに水をかけて防水がイケているかのチェック。
とりあえず、防水はOK(^0^)、位置合わせも調整して、バックドアの内張も元通りにして作業完了です。
まとめ
「とりあえず、カーナビなど必要最低限のオプションは付けときたい」って人にはオススメの組み合わせですね。
使い勝手(機能や性能)も普通に使うって感じであれば、とくに不満は感じることはないと思います。
取付に関しても、とくに難しいこともなくカーナビ取付の基本みたいな作業のみなので、初めての人でも失敗することは無いと思います。
とりあえず安く仕上げたいって思っている人にはオススメの商品です!