ラジエータのクーラント液(冷却水)って交換が必要?補充だけでもOK?

日ごろのメンテナンス・修理

みなさん、ラジエータのクーラント液(冷却水)って交換しています?

っていうのも、今の車って長寿命のクーラント液が使われていたりして、他の消耗品のように定期的に交換しないとダメって感じでは無くなってきているんですよね。

それに車自体も良くなって、ひと昔前のような「冷却水を定期的に交換していなかったから車(エンジン)が壊れた」って事もだいぶ減ってきたと思います。

なので、車屋(修理屋)も車検時や点検時にとくに問題が無ければ、冷却水の(定期的な)交換を勧める事も少なくなって、ユーザー自体も、

「そういえば冷却水って交換した記憶ないなぁ、っていうか交換せなアカンの?」

って感じになってきていると思います。

ただ、冷却水(クーラント液)は消耗品(定期的な交換が必要なモノ)の1つで、車にとっても重要な役割も持っている部品です。

そこで、冷却水の交換時期などについて、実際のところはどれくらいで交換したらいいのか?ってところを、おっさんの勝手な考え方でお話していきます。

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クーラント液(冷却水)とは

みなさんご存知のとおり、クーラント液(冷却水)は熱くなったエンジンを冷やす大事な役割をもった重要な部品(液体)です。

クーラント液の主な成分は「不凍液(凍りにくいグリコール系溶媒)」で、その他に添加剤で「防腐剤」「防錆剤」「消泡剤」などが含まれています。

寒い時期(気温が0℃以下になる地域)でも凍結せず、簡単に腐らない・錆も出にくいように作られたエンジンを冷却するための液体です。

そして、年数や使用(走行距離)で劣化して、性能が低下していくモノなので、定期交換が必要な消耗品の部類に入ります。

種類と交換時期の目安

クーラント液の交換目安

かなりざっくりの説明になりますが、一般的な交換の目安を説明。

現在、一般的に販売されいる車両に使われているクーラント液には2種類あって違いは単純に「寿命(交換時期)の違い」です。

  • LLC(ロングライフクーラント) 交換目安 2~3年程度
  • スーパーLLC(スーパーロングライフクーラント)交換目安 7~10年程度(新車時)

LLCは20年前ぐらいまでの車両(新車)に使われていたクーラント液で、20年前移行ぐらいからの車両でスーパーLLCが採用されるようになりました。

なので、現在の車両ではスーパーLLCが主流(普通)になっています。

また、メーカー(車種)によって交換時期(目安)の違いや、新車時と2回目以降(劣化したエンジン)で次回交換時期が半分になったりとかの違いがあります。

あくまでも通常使用のメーカーの目安になるので、使い方(仕事など)や地域によって交換時期を判断するっていうのが基本的な考え方です。

色の違い

クーラント液には色が付いていますが、同じエンジンルームにあるウォッシャー液などと判別が付きやすくするのと漏れの確認など整備性を向上するためです。

そして、メーカーによってクーラント液の色が違います。

メーカー
トヨタピンク
ホンダ
ニッサン
マツダ
三菱
スバル
スズキ
ダイハツピンク

どのメーカーも現在の車両は超長寿命タイプで商品名や交換時期などは違いますが、基本的に色の違いは性能の差ではなくただ単にメーカーの違いだけです。

ただ、補充する時には違う色のモノを使ってしまうと、色が濁ってしまって汚れの具合も分からなくなるので、同じ色のモノ(そのメーカー用など)を使うのが原則です。

目安よりも車両の状態で判断するのがイイ?

さて、ここからおっさんの考え方です。

上記の一般的な説明どおり、クーラント液は劣化する(汚れていく)モノなので定期的な交換が必要で交換時期の目安もあります。

でもおっさんは正直なところ、今の車ってそんなに気にしてクーラント液を一般的な目安で交換時期を判断しなくてもいいんじゃないのって思っています。

実際、7年~10年以上経っていても、劣化は多少しているんだろうけどクーラント液自体も見た目はぜんぜんキレイし大丈夫やろって車両も多いです。

クーラント液も高性能になったけど、エンジン(車両)自体も良くなっいて、錆やいろいろな汚れなどが出にくくなったっていうのが大きいですね。

それに、見た目キレイだからといって交換しないとエンジンや水回り(ラジエータなど)が悪くなるって事も今ではあんまり無いと思います。

もちろん、その逆もあって新車から3年(初めての車検)だけど、使い方によって思ったより汚れてるから全量交換しといたほうがイイってケースもあります。

なので、一般的な交換時期(メーカーの交換の目安)で判断するのではなく、「その車両個々の状態」「車の使い方」「地域」で判断したほうがイイと思います。

大阪は寒い時期でも0℃以下にはならないので不凍性能ってあまり関係ないけど地域によっては「キレイでも劣化して性能が落ちているからダメ」って場合も普通にありますし。

液量の管理は大事です!

定期な交換に関しては、そんなに気にするところでは無いかなぁって説明でしたが、冷却水の液量の管理は普通に大事です。(当たり前ですけど…)

っていうのも、冷却水不足はオーバーヒートになる(=エンジンをダメにする)原因になるので「その人の考え方(判断)で」っていうのでは無いんです。

クーラント液って何かの不具合(故障)で漏れている場合を除き、そんなに減るモノではないんですが、やっぱりちょっとずつ(自然に)減っていきます。

だいたい2~4年ぐらいで、補充したほうイイって感じの減り方が多いです。

なので、車検や定期的な点検を店で出しているのであれば、その時に必ず点検(少なければ補充)するので、ユーザー自体があまり気にする事も無いと思います。

ただ、店に依頼せず自分で点検や消耗品の交換、ユーザー車検をしているって人であれば、定期的な冷却水の点検は必須です。

クーラント液が規定量内か点検

ま~点検っていっても簡単で、リザーバータンクの液面が規定量(FULL/LOWもしくはMAX/MINの間)になっているかの目視での確認ですね。

そして、リザーバータンクのLOWを下回っているのであれば(もしくはLOW付近なら)補充が必要になります。

補充だけでも水道水はNG?

「補充(少し)ぐらいなら水道水でもOK」って人もいますが、補充もクーラント液(今入っている種類・色と同じモノ)が基本です。

正直、定期的に交換(全量交換)もするんだったら、少しぐらいの補充であれば水道水でもぜんぜん問題は無いと思います。

でも、定期交換はせずに常に水道水で補充だけでって感じであれば、クーラント液の濃度も下がりますし「防錆」「消泡」などの添加剤の効果も弱くなります。

もちろん、クーラント液の性能も落ち劣化も早まり、錆などの発生でエンジンや水回りの部品(ラジエータなど)にも良くないです。

なので、クーラント液の性能を出来るだけ維持するって意味でも、クーラント液での補充をおすすめします。

ちなみに、走行中など不具合(漏れなど)による冷却水不足で緊急に補充しないといけない場合は、水道でも問題はないです。

逆に冷やすというだけなら水が一番効果は高いです。でも、あくまでも応急処置で短期使用ってところです。

クーラント液のおすすめってある?

商品(価格)によって多少の性能の差はあるかもしれませんが、一般的な車の使い方であれば、どれも大差は無いと思います。

今入っているモノの「色(種類)」が同じであれば何でもOKやと思います。

ただ、補充ぐらいの量であれば希釈不要(原液使用)タイプほうがそんまま補充出来て楽でイイと思います。

ちなみに補充なら少量タイプのこんな感じの商品が安くておすすめかな。

「トヨタ/ダイハツ/レクサス系用のピンク」「日産/ホンダ/三菱/スバル/スズキ系用の青」で、価格もお手頃やと思います。

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まとめ

クーラント液の耐年数(寿命)が長くなって、その前に乗り換えたり、水回りの故障が先でその時にクーラント液も交換してたりっていうほうが多くなったかもって気もします。

今ではそれぐらい、ユーザー自身でクーラント液の交換を気にしなくても大丈夫なのかなって思いますし、実際そんな感じになっていますよね。

車屋としては、交換はしなくても大丈夫ってわけでは無いけど、クーラント液の定期交換より優先順位の高い消耗品がいっぱいあるからそっちからって感じです。

ま~たぶん、普通に定期交換したほうがイイって人(サイト)のほうが多いと思いますが、ちょっと少数派の考え方としてはこんなところです。

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