格安車検って安いけど普通の車検と何が違うの?本当はどっちがいい?

トータルの維持費で考えるなら…


車に所有していると必ずあるのが「車検」ですよね。

車検を依頼する店は、車を購入した店や日ごろ付き合いがある修理屋・近くのカー用品店などいろいろやと思います。

その中で、よくあるのが「基本点検のみの費用(点検や手数料)の安い車検」です。

一般的によく言われる「格安車検」ってやつですね。

ただ、ちょっと疑問に思われるのが、

「普通の車検と何が違うの?値段が安いだけ?それとも全く内容が違うの?」

って感じやと思います。

意外と安い車検の内容をちゃんと分かっている人は少ないと思いますし、分かって格安車検に出している人も少ないと思いますね。

おっさんんの店も基本は「普通の車検」ですが、お客様の依頼があれば「格安車検」をしています。

ただ、「全てのお客様にとって格安車検のほうが得!」ってわけではないですね。

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とりあえず、何が違うの?


どの店も基本、車検を依頼されているので車検をするのが一番の目的で一緒ですね。

ただ、「今で言う費用が高い普通の車検」「格安車検」で違うのは「整備と部品(消耗品)交換も基本は1セット」になっているかどうかの違いです。

簡単に言えば、「車検の時に一緒にちゃんと整備をするかどうかですね。」

一般的な普通の車検(高い車検?)


町の修理屋や中古車販売店・ディーラーなどは「普通の車検」が多いですね。

おっさんの店も「普通の車検」が基本で内容としては、

  1. エンジンルーム・下廻りを清掃する(スチーム清掃)
  2. 各項目を点検・清掃(ブレーキ廻り)・調整・整備
  3. 必要に応じて、消耗品などを交換する
  4. 故障・不具合個所などがあれば修理
  5. 保安基準箇所の点検・調整(ヘッドライト・サイドスリップなど)
  6. 車検を通す
  7. 納車前に車を洗車・室内清掃(基本はサービス)

って流れで昔からある車検内容です。

車検をして、これからの2年間(商用車は1年)を安心して乗ってもらえるように消耗部品や不具合箇所があれば交換・修理するって感じです。

ただ、車検費用・交換工賃や作業費用の設定に関しては、店によってバラバラですね。

ディーラーなどは「検査代行料」「基本整備(点検)料」「部品交換工賃」「保安確認検査料」などを細かく個別に設定していることが多いです。

町の車屋や修理屋は、分かりやすく簡単に「検査代行料」「基本整備(点検)料」ぐらいにしている店が多いですね。

「基本整備(点検)料」を少し高めの料金にして消耗品(パッドやベルト関係)の交換工賃などを含んでいることが多いです。

安い車検(格安車検)


格安車検は、カー用品店・ガソリンスタンドなどが、多くしていると思います。

年々、格安車検専門店って感じの店も増えてきましたね。

基本的な内容は「車検に通すだけ」って考えでOkやと思います。

昔で言う「ユーザー車検代行」って感じですね。

内容で言えば、

  1. 基本点検(乗用車であれば24か月点検)
  2. 車検に通らない箇所があれば修理(別途工賃)
  3. 保安基準箇所の点検・調整(ヘッドライト・サイドスリップなど)
  4. 車検を通す

って感じの店が多いですね。

車検に通らないような故障・不具合(オイル漏れやブーツの破れ)などがあれば別途、修理代がかかります。

その他、お客様の要望があれば消耗品などの交換なども別途で行いますね。

基本の作業費用に関しては、「検査代行料」「基本点検」の2つが多いと思います。

その他に整備・修理(交換工賃など)や作業が必要であれば別って考えですね。

ただ、格安車検に出して、ついでにいろいろ整備をするのであれば内容的には普通の車検と変わらなくなっちゃいます…

そもそも整備しないで車検に通るの?


はい、ここを少し勘違いしている人が多いですね。

基本的に、車両に不具合(整備不良など)が無ければ、普通に車検は通ります。

車検の項目には、整備のポイントの消耗品(ブレーキパッドやベルト類など)の汚れ・劣化や減りなどは関係ないです。

なので、普通に道を走っていて問題ない車は車検に通るって感じです。

車をイジっていない場合で、車検でダメ(不合格)になるポイントとしては、

  • ライト類(ウィンカーや室内メーターの警告など)が点灯しない
  • ヘッドライトの光軸がズレている
  • 足回りなどのゴム(ブーツ類)の破れやグリス漏れ
  • 各種オイルや冷却水の漏れ(ニジみ程度はOK)
  • タイヤの極端な減り(溝の残りが1.6mm以下ぐらいから)
  • 極端にブレーキが利かない・スピードメーターが合っていない

ってところですね。

車検だから気にするところと言えば「ヘッドライトの光軸」「ゴム(ブーツ類)の破れ」「室内メーターの警告灯などの点灯」ですね。

ブレーキやスピードメーターに関して、普通に乗っていて気にならなければ、ま~ダメ(不合格)になる事はないです。

タイヤの減りにしても、車検でひっかかるぐらいであれば、普通に乗っていて「こりゃ危ないから交換しよう」って、なっているので大丈夫やと思います。

なので、車検に通すためだけの点検(目視)や調整する箇所は正直少ないですね。

それに車検には「点検記録簿」も必要になりますが、個人(素人)でテキトーに書いても何も言われないぐらいです。

新車から3年目の初めての車検で普通の乗り方であれば、点検(目視)など何もしなくても、ほとんど通るっていってもいいぐらいですね。

どっちに出すかは考え方次第!


「それじゃ~、結局どっちがいいの?得なの?」

って思っちゃいますよね。

正直、「こっちが正解」ってのはないですが、おっさんは

「どっちみち整備や点検をするなら2年に1回の車検の時にまとめてしていたほうが後で手間もかからないし、金額面でもお得!」

って考えですね。

車検は素通し(格安車検)で消耗品などを個々で交換するのであれば、その度に基本の交換工賃がかかりますし車屋に行く手間もかかります。

結局、同じこと(整備)をするのであれば、その時は安く上がりますがトータール的には逆に高くなる場合もありますね。

それに、車検整備の場合は通常の修理(その個所だけ)とは違い、車両全体の点検や整備をします。

なので、ついでに車検には関係ない箇所でも不具合(調子が悪い箇所)も修理したり今後の予防的な調整などをしてくれる車屋も多いです。

それに、今後のアドバイスや修理の相談などもしてくれる車屋も多いです。

ただ、車の使い方(用途)や乗る頻度(走行距離)・その人の点検や整備の考え方によって、やっぱりどちらが良いっていうのは言えないですね。

もちろん「とりあえず今乗れたらええねん、車検は安くしたい」って考えの人にはおっさんの考えは当てはまらないですが、間違った考えではないです。

間違った車検の出し方は?


よくあるのは、

  • 格安車検に出して、他の項目(消耗品など)の交換もついでに依頼する
  • 普通の車検に出して「通すだけでいいから安くして」

ってやつですね。

格安車検を売りにしている店は、車検費用は安いけど通常の修理などは普通の工賃価格や少し高いってことが比較的多いです。

車検工賃が安いので店の考え方で「格安車検」は、あくまでも客寄せで他の整備(修理)で利益を出すっていう店も多いです。

逆に「普通の車検」をしている店に通すだけの車検を頼んでも、あまり基本工賃は変わらず作業的には一緒で部品だけを交換しないだけが多いです。

「ここは交換したほうがいいのになぁ」って思いながら何もしないので正直、あまり意味がなくもったいないと思います。

格安車検にするなら通すだけの最低限の基本の費用だけで他は依頼しない

普通車検にするなら、ある程度のおまかせで部品交換は考えておく

って考えでいたほうが良いと思いますね。

基本的に、この2つの車検方法で車屋の車検(点検整備の作業)の考え方は全く違うっていうのが選び方のポイントです!

まとめ


とりあえず「他の店より安いから」っていう理由だけで「格安車検」にするのは大きな間違えやと思います。

ま~でも、「格安車検」をする人は、ほとんどこの理由なんですけね(^^;)

店の店員も「ちゃんと点検しますから大丈夫」って感じの説明をするのもありますし…

ただ、「車検に通るための点検・調整」と「車検整備」は全く違う作業です!

車検と整備を一緒と考えるのか、車検は車検、整備は整備って考えるのかの違いですね。

この辺りを理解してもらえれば、自分に合った車検選びが出来ると思います。

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