車のバッテリーの選び方!ポイントは販売価格と性能は比例しない?

車のバッテリーの選び方 日ごろのメンテナンス・修理

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

みなさんはバッテリーを買う時って、どういう選び方(買い方)をしていますか?

バッテリーって消耗部品なので定期的に(2~4年ぐらいで)交換するのがいいんですけど、やっぱり交換するタイミングで多いのが

  • 「エンジンがかからない、バッテリー上がってしまった」
  • 「エンジン始動が悪くバッテリーが上がりそう」

って時で、事前に価格や性能などを調べてないけど、とりあえず近くのカー用品店などで買うっていうケースが多いと思います。

なので、買いに行った店舗にあるモノで、店員のおすすめした価格の高いモノをそのまま買ってしまうって人が多いんじゃないでしょうか。

それに、バッテリーが上がってしまった後に買う時って気持ち的に「長持ちする性能の良いバッテリーがイイかなぁ」って思ってしまいますよね。

まぁ、バッテリーって他の消耗品と違って車の使い方などで交換時期の目安がけっこう変わってくるので、どうしてもそのような買い方になってしまいます。

でも、よく分からないけら「とりあえず高いけど性能のイイもの」っていうのは、ちょっともったいない買い方かなぁって、おっさんは思ってしまいます。

そこで、「急遽、近くの店舗でバッテリーを買うことになった時」の簡単で損をしないバッテリーの選び方とポイントを説明していきます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

バッテリーのサイズは標準サイズでOK!

バッテリーはいろいろなサイズ(大きさ)があって、車種ごとに標準サイズ(新車搭載形式)っていうのがあります。

交換するバッテリーサイズも基本的には標準(新車搭載)のサイズでOKです。

ただ、カー用品などの場合では店員が「大きめのサイズのほうが安心ですよ」っておすすめしたりすることも多いです。

なので、バッテリーが上がって購入する時って少しサイズ(容量や性能)を大きくした方がいいんじゃないかと悩む人も多いですね。

しかし、改造している車や電装品(モニターやスピーカー)を後付でたくさん付けたりしていなければ、とくにサイズを考える必要はありません。

普通の車の使い方であれば標準サイズで全く問題ないです。

たしかにサイズ(容量)が大きくなればそれなりに安心ですが、実際には効果(性能の向上)よりも価格がほうが高くなる事が多いです。

正直、価格が高い分だけ性能(寿命など)が良くなったってほどでもないので、どっちかって言うと気持ち的な安心感があるだけって感じです。

ちなみに、標準搭載サイズは店舗であれば店員に聞けばすぐに分かりますし、ネットでもバッテリーメーカーサイトなどで簡単に調べられます。

関連サイト → パナソニックHP「カーバッテリー適合検索

コスパで考えると普通(安い価格)のほうがお得?

バッテリーには、サイズ以外にもメーカーの違いや性能で種類がたくさんあります。

バッテリー上がりなどで焦ってカー用品店やガソリンスタンドで購入する場合は、とりあえず価格の高い(高性能)バッテリーを選ぶ人が多いです。

しかし、性能やメーカー選びで気を付けるポイントとしては

価格と性能(寿命など)は単純に比例しない!

ってところです。

まぁ、一般的な商品選びの考え方であれば価格が上がった分、それ以上に性能や付加価値が良くなっているっていうのが一般的なイメージやと思います。

しかし、バッテリーの場合は性能面(エンジンの始動力など)は良くなる事はありますが、バッテリー使用年数(寿命)などは単純に価格に比例しません。

雪国など気温が氷点下になる地域では、バッテリーの性能(エンジンの始動力など)を考える必要があるかもしれませんが、大阪や東京などではあまり関係ないと思います。

それよりも、普通の車の使い方であれば使用年数(寿命)のほうが気になりますよね。

高性能バッテリーの価格は、普通(安い価格)の1.5~2.5倍ぐらいしますが使用年数(寿命)は、1.5倍ぐらしか長持ちしないのがほとんどです。

なので、高い価格のバッテリーを買って長持ちさせるよりも普通(安い価格)のバッテリーを買って早めの交換をしたほうがコスパはイイと思います。

2年保証と3年保証ならどっちがおすすめ?

バッテリー保証期間

バッテリーの保証期間は、グレード(性能や容量)で違っていて、性能(寿命)に大きく関係しています。

なので、外箱に保証期間(走行距離)が分かりやすく書いてあって価格の違いと同じように、おおまかな性能(寿命・長持ち度)の見分け方になります。

保証期間
  • 普通(安い価格)のバッテリー 2年保証
  • 高性能(高い価格)のバッテリー 3年保証

ってところで、安い価格のバッテリーであれば「2年保証」、高性能のバッテリーは「3年保証」って感じになっています。

そして、おおまかに言うと、この保証期間が早めの交換時期の目安になります。

「この期間を過ぎるとバッテリーが上がる可能性も出てくるので、ぼちぼち交換も考えてね」って感じです。

実際には、買い物などの日常使い程度であれば、普通のバッテリーで3~4年、高性能バッテリーで4~6年ぐらいは大丈夫だったりしますけど。

ただやっぱり、3年保証の高性能バッテリーといっても4年ぐらい経つと、やっぱり使用年数なりの不安は出てくると思います。

なので、バッテリーの性能や価格に関係なく使用3~4年ぐらいで交換したほうがイイっていうのがおっさんの(個人的な)考え方です。

高い高性能バッテリーを長く使うよりも普通(安い価格)のモノを3~4年で新品に交換するほうがイイと思いますね。

気持ち的にも安心ですし、お財布にもお得だと思います。

上記の理由からおっさんは、とくに個人で日常使いだったら、2年保証の価格の安い普通のバッテリーもイイんじゃないかなぁって思います。

アイドリングストップ用バッテリーに関しては、そもそも高性能バッテリーになっているので、グレードでの保証期間の違いっていうのはあまり無く、選ぶポイントにはならないです。

スポンサーリンク

普通のメーカー品であれば、安くても品質に問題なし!

性能の種類で普通(安い価格)のバッテリーのほうがお得でおすすめって話してきましたが

「そもそも、安いバッテリーって品質(基本の性能)は大丈夫なのか?」

ってところも気になる人も多いんじゃないでしょうか。

っていうのも一昔前では、品質と価格は比例しているイメージってありましたよね。

たしかに国内の有名なメーカー品であっても安いバッテリーであれば「当たり・はずれ」があって、性能(寿命)にバラツキがあったり初期不良が多かったりしていました。

しかし、年々バッテリー自体の基本の性能(品質)が上がってきているので「当たり・はずれ」も少なくなり初期不良もほとんどないと思います。

ただ、ネットなどで極端に安く売られている怪しそうな外国のメーカー品は、ちょっとよく分からないですけど…

実際におっさんの店でも普通(安い価格)のバッテリーをお客様におすすめしたりしますが、ほとんどクレーム(初期不良など)はないですね。

それと、たまにお客様から「ホームセンターなどで売られている安いバッテリーはどうなん?」って聞かれることがあります。

カー用品店やガソリンスタンドと違い車の専門店ではないので、ホームセンターなどでバッテリーを買うのを迷う人も多いかもしれません。

しかし、ホームセンターなどは自社ブランドとして安く売っていることが多いですが、中身は国内の有名どころのメーカー品っていうのが多い(ほとんど?)です。

なので、品質などに関しては問題ないと思います。

一番安く買えるのは通販(ネットショップ)

バッテリーをすぐに交換しなくてもいい場合(交換するまで余裕がある場合)は、やっぱりネットショップ(通販)で買うのが一番安い方法です。

正直、車屋が部品屋(業者)で仕入れる価格よりも安いと思います(^^;)

ただネットショップでは、よく分からない外国製の格安バッテリーやリサイクルバッテリーなどが多数販売されているので商品選びが面倒くさいかもしれないです。

外国メーカーの安いバッテリーなども悪くはないですが、「当たり・はずれ」が多いのでネット購入の場合は国内メーカー品がおすすめですね。

まぁ、メーカーでいうと「パナソニック」「ジーエスユアサ」にしとけば間違いないです。それにネットなら安く売られていますし。

そして、もう少し安いモノって感じなら、外国メーカーになりますが、普通に有名な「ボッシュ」もおすすめです。

ちなみに、おっさんもたまにネットショップで買ったりしますが、その中で安くてイイかなぁって思う店は

アットマックス@(ヤフーショッピング)

アットマックス@(楽天市場)

この店の良いところは販売価格もですが、お手軽価格のパナソニックのバッテリーを扱っていることと、送料込で発送が早いというところですね。

カー用品のWEBいち店(ヤフーショッピング)

「あすつく対応」のショップで急いでいる時などは便利ですね。

そこそこ大きいバッテリーなどの送料無料が多く全体的に価格帯も安いと思います。

まとめ

バッテリーって、性能のイイ価格の高いモノにしたからといって誰でも違いを体感(実感)出来るかっていうと難しい部品やと思います。

なので、バッテリー選びは「高性能(高い価格)のバッテリーを買っておけば安心」という気持ちの判断をする人が多いと思います。

まぁ、それもバッテリー選びでは大事なところなのかもしれませんが

普通の(価格の安いスタンダード)バッテリーでも普通の使い方なら十分

っていうことを分かっての選び方をしてほしいと思います。

バッテリーで一番大事なのは、「バッテリー上がりを避ける」などのトラブルにならないよう管理することです。

なので、自分の使い方に合った使用年数での定期交換をするといった考え方で、お財布と相談しながらバッテリー選びをしてほしいと思います。

最後に、ちょっとした考え方にるんですが、高性能バッテリーのほうが性能は良く寿命は長くなって、上記で説明したように気持ち的な安心感はあります。

ただやっぱり、定期交換(寿命が来る前に交換など)しないと、寿命が延びるだけで最後は「バッテリーが上がったから(上がりそうだから)交換」になっちゃいます。

結局、どんなバッテリーでも定期的な交換が必要ってところは変わらないんですよね。

バッテリーの交換時期の目安は ↓↓↓

ガソリン車のバッテリーの寿命と交換時期の目安ってどれくらい?
バッテリーの交換時期(寿命)の目安って一応ありますが実際のところ、その人の乗り方(走行距離や使用頻度)によってかなり違ってきます。そこでお客様に聞かれた時の中古車屋(おっさん)の考え方っていうのをお話していきます。
車屋のおっさん

大阪で中古車販売店・損害保険代理店をやっています。
車屋としては、そろそろベタランぐらいの歴になるけど、気持ちは永遠の中堅!車業界の常識も日々変わってきているので毎日が勉強やと思っています。

車屋のおっさんをフォローする
日ごろのメンテナンス・修理
この記事が気に入ったら最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
車屋のおっさんをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク